1.2.7 ヘルプとドキュメント
Octaveには広範なヘルプ機能があります。印刷された形式で利用可能なドキュメントはOctaveプロンプトからも利用可能です。
良いヘルプを得るためには、まず使いたいコマンドの名前を知る必要があります。この関数の名前は常に明らかであるとは限りませんが,手始めに help --list と入力するのがよいでしょう。これによりOctaveの現在のセッションで使用可能なすべての演算子,キーワード,組込み関数,ロード可能な関数が表示されます。別の方法として,lookfor関数(ヘルプを得るためのコマンドで説明)を使用してドキュメントを検索することができます。
使用したい関数の名前がわかったら、その名前をhelpの引数として与えるだけでその関数に関するより詳しいヘルプを得ることができます。例えば
help plot
とすると,plot関数のヘルプテキストが表示されます。
Octaveのヘルプ機能の一部でOctaveの中から印刷されたマニュアルの全文を読むことを可能にするには、通常Infoと呼ばれる別のプログラムを使用します。Infoを呼び出すとOctaveのマニュアル全体を含むメニュー駆動型プログラムになります。Infoを使用するためのヘルプは,本マニュアルに記載されています。