1.3.5.2 A Sample Command Description

Last-modified: 2025-03-19 (水) 20:42:26

1.3.5.2 サンプルコマンドの説明

コマンドは、引数を括弧で囲まなくても呼び出せる関数です。コマンドの説明は関数の説明に似た形式です。たとえば、Octave のdiary コマンドの説明は次のとおりです。

: diary

: diary on

: diary off

: diary filename

: [status, diaryfile] = diary

すべてのコマンドとそれによって生成される出力のリストを、ターミナルに表示されるとおりに混合して記録します。

有効なオプションは次のとおりです。

on

現在の作業ディレクトリ内diaryというファイルにセッションの記録を開始します。

off

diaryファイルへのセッションの記録を停止します。.

filename

filenameという名前のファイルにセッションを記録します。.

入力引数または出力引数がない場合、在のdiaryの状態を切り替えます。

出力引数が要求された場合、diary入力を無視して現在のステータスを返します。ブール値のステータスは記録がオンかオフかを示し、diaryfile はセッションが保存されるファイルの名前です。