14.1.3.1 予期しない終了時にデータを保存する
Octaveが何らかの理由で予期せず終了した場合、デフォルトではワークスペースで使用可能な変数が現在のディレクトリのファイルに保存されます。デフォルトではこのファイルの名前は「オクターブワークスペース' であり、コマンドを使用してメモリにロードできますload。デフォルトの動作はほとんどの場合適切ですが、次の関数を使用して変更することもできます。
: val = crash_dumps_octave_core ()
: old_val = crash_dumps_octave_core (new_val)
: old_val = crash_dumps_octave_core (new_val, "local")
Octaveが現在のすべての変数をファイルに保存するかどうかを制御する内部変数を照会または設定します。オクターブワークスペースクラッシュしたり、ハングアップ、終了、または同様の信号を受信した場合。
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
octave_core_file_limit、octave_core_file_name、octave_core_file_optionsも参照してください。
: val = sighup_dumps_octave_core ()
: old_val = sighup_dumps_octave_core (new_val)
: old_val = sighup_dumps_octave_core (new_val, "local")
Octaveが現在のすべての変数をファイルに保存するかどうかを制御する内部変数を照会または設定します。オクターブワークスペースハングアップ信号を受信した場合。
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
: val = sigquit_dumps_octave_core ()
: old_val = sigquit_dumps_octave_core (new_val)
: old_val = sigquit_dumps_octave_core (new_val, "local")
Octaveが現在のすべての変数をファイルに保存するかどうかを制御する内部変数を照会または設定します。オクターブワークスペース終了信号を受信した場合。
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
: val = sigterm_dumps_octave_core ()
: old_val = sigterm_dumps_octave_core (new_val)
: old_val = sigterm_dumps_octave_core (new_val, "local")
Octaveが現在のすべての変数をファイルに保存するかどうかを制御する内部変数を照会または設定します。オクターブワークスペース終了信号を受信した場合。
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
: val = octave_core_file_options ()
: old_val = octave_core_file_options (new_val)
: old_val = octave_core_file_options (new_val, "local")
Octave が中止された場合にワークスペース データを保存するために使用されるオプションを指定する内部変数を照会または設定します。
の値は、関数octave_core_file_optionsのオプションと同じ形式に従う必要がありますsave。デフォルト値は Octave のバイナリ形式です。
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
参照: crash_dumps_octave_core、octave_core_file_name、octave_core_file_limit。
: val = octave_core_file_limit ()
: old_val = octave_core_file_limit (new_val)
: old_val = octave_core_file_limit (new_val, "local")
クラッシュ ダンプ ファイルを書き込むときに Octave が保存するメモリの最大量を指定する内部変数を照会または設定します。
制限はキロバイト単位で測定され、最上位のワークスペースに適用されます。クラッシュ ダンプ ファイルの名前は octave_core_file_nameで指定されます。
octave_core_file_optionsフラグがバイナリ形式を指定する 場合、 octave_core_file_limitはファイルの最大サイズにほぼ相当します。テキスト ファイル形式が使用される場合、ファイルは制限よりはるかに大きくなる可能性があります。デフォルト値は -1 (無制限) です。
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
参照: crash_dumps_octave_core、octave_core_file_name、octave_core_file_options。
: val = octave_core_file_name ()
: old_val = octave_core_file_name (new_val)
: old_val = octave_core_file_name (new_val, "local")
Octave が中止した場合に最上位のワークスペースからデータを保存するために使用されるファイルの名前を指定する内部変数を照会または設定します。
デフォルト値は"octave-workspace"
オプションを使用して関数内から呼び出されると"local"、関数とそれが呼び出すサブルーチンに対して変数がローカルに変更されます。関数を終了すると、元の変数値が復元されます。
参照: crash_dumps_octave_core、octave_core_file_name、octave_core_file_options。