15.2.10 プロットの操作
ユーザーは、関数を使用してプロット上の点を選択したり、マウスを使用して関数gtextを使用ginputしてプロット上にテキストを配置する位置を選択したり できます。
: [x, y, buttons] = ginput (n)
: [x, y, buttons] = ginput ()
現在の図ウィンドウ内のマウス ボタンのクリックやキー ストロークの位置とタイプを返します。
nが定義されている場合は、戻る前にn 個のイベントをキャプチャします。n が定義されていない場合は、リターンキーginputが RET押されるまでループします。
戻り値x、y は、現在の軸の単位でマウスがクリックされた座標です。戻り値button は 、左、中、右ボタンの場合は 1、2、3 です。キーが押された場合は、ASCII 値がbuttonに返されます。
実装上の注意: ginput2D プロット用です。3D プロットの場合は、現在の軸のcurrentpointプロパティを参照してください。このプロパティは、現在の情報を使用してviewデータ単位に変換できます。
See also: gtext, waitforbuttonpress.
: b = waitforbuttonpress ()
現在の図のウィンドウでマウスのクリックまたはキーの押下を待ちます。
bの戻り値は、マウス ボタンが押された場合は 0、キーが押された場合は 1 になります。
See also: waitfor, ginput, kbhit.
: gtext (s)
: gtext ({s1, s2, …})
: gtext ({s1; s2; …})
: gtext (…, prop, val, …)
: h = gtext (…)
マウスを使用して現在の図にテキストを配置します。
文字列引数s は、文字配列または文字列のセル配列です。sに複数の行がある場合、マウスをクリックした後に各行を使用して個別のテキスト オブジェクトが作成されます。 例:
マウスを1回クリックするだけで1つの文字列を配置できます
gtext ("I clicked here")
マウスを2回クリックして2つの文字列を配置する
gtext ({"I clicked here"; "and there"})
マウスを2回クリックすると、2行の文字列が2つ配置されます。
gtext ({"I clicked", "here"; "and", "there"})
オプションのプロパティ/値のペアは、基になるテキスト オブジェクトに直接渡されます。
テキスト オブジェクトのプロパティの完全なリストについては、 「テキスト プロパティ」を参照してください。
オプションの戻り値h には、作成されたテキスト オブジェクトへのグラフィック ハンドルが保持されます。
See also: ginput, text.
ui* ファミリの関数を使用すると、より洗練されたユーザー インタラクション メカニズムを実現できます。UI要素を参照してください。