8.7 インクリメント演算子
インクリメント演算子は変数の値を1ずつ増減します。変数をインクリメントする演算子は「++'. 値を取得する前または後に変数を増分するために使用できます。
たとえば、変数x を事前に増分するには、 と記述します 。これにより、 xに 1 が加算され、式の結果としてxの新しい値が返されます。これは、式 ++xx = x + 1とまったく同じです。
変数x を事後増分するには、 と記述しますx++。これにより、変数xに 1 が追加されますが、 x が増分される前の値を返します 。たとえば、xが 2 の場合、式の結果はx++2 になり、xの新しい値は 3 になります。
行列およびベクトル引数の場合、増分演算子と減分演算子はオペランドの各要素に対して機能します。
インクリメント演算子とデクリメント演算子は、対応する変数を「囲む」必要があります。つまり、これらの演算子とそれが影響する変数の間には空白は許可されません。
ここに、すべての増分式と減分式のリストを示します。
++x この式は変数xを増分します。式の値はxの新しい値です。これは式と同等です。 x = x + 1
--x この式は変数xを減分します。式の値はxの新しい値です。これは式と同等です。 x = x - 1
x++ この式により、変数xが増分されます。式の値はxの古い値です。
x-- この式により、変数xが減分されます。式の値はxの古い値です。