自動化ツール/RocketMouse Pro

Last-modified: 2019-02-06 (水) 19:58:06

最も基本的な使い方

自動記録

  1. ツールバーの[記録‐マウス・キーボード]を選択するか、[マクロ‐自動‐マウス・キーボード]メニューを選択する
  2. 「マウス・キーボード操作の自動記録」ダイアログボックスが開くので[記録開始]を選択する
  3. アプリケーションを操作する
  4. 操作を終えたらディスプレイ右下で点滅している[停止]ボタンをクリックする

追記したい場合は、リストビューの最後の記録行を選択した上で上記の操作を行う。

記録の再生

予め自動記録の時と同じシチュエーションを用意しておく。

  1. ツールバーの[再生]をクリックするか、[マクロ‐再生]メニューを選択する

再生時の失敗を減らすには

  • 再生時にマウス/キーボードには触れない
  • 起動するたびにウィンドウの座標やサイズが変わるアプリケーションの場合、アプリケーションのウィンドウを最大化しておく
  • マウスよりもキーボード中心(ショートカットやアクセスキーを駆使)でアプリケーションを操作する

CSVファイルからQRコード画像を生成

動作条件などはマウスレコーダー版とほぼ同じ。

多機能QRを使った例

予めマイドキュメントフォルダに list.csv をコピーしておくこと。

  • list.csv はShift JISコードのCSVファイルで1列目にQRコード化する文字列、2列目にファイル名(フォルダ/拡張子なし)が1行以上記述されていること
    • セルに半角カンマやダブルクォーテーションは含めない方が良い
  • 生成される画像ファイルはCSVファイルの2列目に .png を繋げたファイル名でマイドキュメントフォルダに保存される。既存のファイルは上書きされる
  • 操作のタイミングがおかしい場合は[実行までの時間]などで調整のこと
  • 動作実績はWindows 10(64bit) 1803 / 多機能QR 1.0

特殊機能TIPS

  • [Webフォーム操作]は[URLを開く(新)]でIEを開いた場合のみ機能する
  • [Webフォーム操作]でチェックボックス、ラジオボタン、セレクトボックス複数選択の操作はできない模様
    • セレクトボックスの単一選択はできる
    • 画像認識またはタブでフォーカス移動するなどして入力する
  • [Webフォーム操作]でnameなしフォームの場合は[フォーム名]にid名を入力すれば良い。なお、nameもidもないフォームは操作できない
  • 表示更新待ちなどでウェイトを入れる場合は、
    1. [条件判断使用]で「次のウィンドウが表示されるまで待機」などを優先的に設定
    2. 次に[実行までの時間]で調整
  • 試した限り[カーソル直下の文字を吸出す]は上手く吸い出せたらラッキー程度の確率
  • [アプリケーションの起動]でコマンドラインオプションを指定する場合は、[起動するアプリケーション]の側に記述する
  • [アプリケーションの起動]でMicrosoft Edgeを起動するには「起動するアプリケーション」に microsoft-edge: と入力する
  • [CSVファイルの読み込み][Columnデータのペースト]において、ダブルクォーテーションで囲まれているセルはダブルクォーテーションごとペーストされてしまう(単純にカンマで区切っているだけの模様)
  • [連番の挿入]で桁数を自動調整するには[桁数]を1にする
    • 回数はメインウィンドウの[繰り返し回数]で設定する
  • [Excelの操作]は .xlsx や .xlsm 形式のExcelファイルも扱える
  • いわゆる裏マクロを作成するには[高度な機能]を使ってアプリケーションを操作する
  • [プログラムの追加と削除]では32ビットアプリケーションしか扱えない
  • ユーザー定義変数は環境変数に近く、RocketMouse Proが終了するまで保持される。例えば[他の設定ファイルに連携‐連携&スタート&リターン]では、呼び出し元と呼び出し先の設定ファイルから互いのユーザー定義変数を参照できる
  • [ファイル操作‐ファイル名の列挙]および[ファイル操作‐ファイル数の取得]でワイルドカードは使用できない
    • ワイルドカードで特定のファイルのみ列挙したい場合は[アプリケーションの起動]で cmd.exe /c "dir /b %USERPROFILE%\Documents\*.csv | clip" などと、*1特定のファイル数のみ取得する場合は cmd.exe /c "dir /b %USERPROFILE%\Documents\*.csv | find /c /v ^"^" | clip" などと指定すると良い

関連項目


*1 [ファイル名の列挙]の結果はフルパスだがこの例の場合はファイル名だけ列挙されるので注意。