最も基本的な使い方
自動記録
- ツールバーの[記録‐マウス・キーボード]を選択するか、[マクロ‐自動‐マウス・キーボード]メニューを選択する
- 「マウス・キーボード操作の自動記録」ダイアログボックスが開くので[記録開始]を選択する
- アプリケーションを操作する
- 操作を終えたらディスプレイ右下で点滅している[停止]ボタンをクリックする
追記したい場合は、リストビューの最後の記録行を選択した上で上記の操作を行う。
記録の再生
予め自動記録の時と同じシチュエーションを用意しておく。
- ツールバーの[再生]をクリックするか、[マクロ‐再生]メニューを選択する
再生時の失敗を減らすには
- 再生時にマウス/キーボードには触れない
- 起動するたびにウィンドウの座標やサイズが変わるアプリケーションの場合、アプリケーションのウィンドウを最大化しておく
- マウスよりもキーボード中心(ショートカットやアクセスキーを駆使)でアプリケーションを操作する
CSVファイルからQRコード画像を生成
動作条件などはマウスレコーダー版とほぼ同じ。
多機能QRを使った例
予めマイドキュメントフォルダに list.csv をコピーしておくこと。
- list.csv はShift JISコードのCSVファイルで1列目にQRコード化する文字列、2列目にファイル名(フォルダ/拡張子なし)が1行以上記述されていること
- セルに半角カンマやダブルクォーテーションは含めない方が良い
- 生成される画像ファイルはCSVファイルの2列目に .png を繋げたファイル名でマイドキュメントフォルダに保存される。既存のファイルは上書きされる
- 操作のタイミングがおかしい場合は[実行までの時間]などで調整のこと
- 動作実績はWindows 10(64bit) 1803 / 多機能QR 1.0
特殊機能TIPS
- [Webフォーム操作]は[URLを開く(新)]でIEを開いた場合のみ機能する
- [Webフォーム操作]でチェックボックス、ラジオボタン、セレクトボックス複数選択の操作はできない模様
- セレクトボックスの単一選択はできる
- 画像認識またはタブでフォーカス移動するなどして入力する
- [Webフォーム操作]でnameなしフォームの場合は[フォーム名]にid名を入力すれば良い。なお、nameもidもないフォームは操作できない
- 表示更新待ちなどでウェイトを入れる場合は、
- [条件判断使用]で「次のウィンドウが表示されるまで待機」などを優先的に設定
- 次に[実行までの時間]で調整
- 試した限り[カーソル直下の文字を吸出す]は上手く吸い出せたらラッキー程度の確率
- [アプリケーションの起動]でコマンドラインオプションを指定する場合は、[起動するアプリケーション]の側に記述する
- [アプリケーションの起動]でMicrosoft Edgeを起動するには「起動するアプリケーション」に microsoft-edge: と入力する
- [CSVファイルの読み込み][Columnデータのペースト]において、ダブルクォーテーションで囲まれているセルはダブルクォーテーションごとペーストされてしまう(単純にカンマで区切っているだけの模様)
- [連番の挿入]で桁数を自動調整するには[桁数]を1にする
- 回数はメインウィンドウの[繰り返し回数]で設定する
- [Excelの操作]は .xlsx や .xlsm 形式のExcelファイルも扱える
- いわゆる裏マクロを作成するには[高度な機能]を使ってアプリケーションを操作する
- [プログラムの追加と削除]では32ビットアプリケーションしか扱えない
- ユーザー定義変数は環境変数に近く、RocketMouse Proが終了するまで保持される。例えば[他の設定ファイルに連携‐連携&スタート&リターン]では、呼び出し元と呼び出し先の設定ファイルから互いのユーザー定義変数を参照できる
- [ファイル操作‐ファイル名の列挙]および[ファイル操作‐ファイル数の取得]でワイルドカードは使用できない
- ワイルドカードで特定のファイルのみ列挙したい場合は[アプリケーションの起動]で cmd.exe /c "dir /b %USERPROFILE%\Documents\*.csv | clip" などと、*1特定のファイル数のみ取得する場合は cmd.exe /c "dir /b %USERPROFILE%\Documents\*.csv | find /c /v ^"^" | clip" などと指定すると良い