より詳しくドブ板通りを知りたい方へ。
ドブ板通りの特徴
京急汐入駅から米海軍ベースにかけての一帯の商店街。
正確には横須賀市本町だが、ほとんどの地元の人が「どぶ板」という名前で呼んでいる。
横須賀に駐留した米軍の街として栄え、日本とアメリカの雰囲気が同居する独特な商店街となっている。
ドブ板通りの歴史
昭和時代
昭和19年(1944年)
空襲による類焼から守る目的で元町の建物疎開が実施された。
昭和20年(1945年)
建物疎開の結果、ほぼ更地となっていた。
昭和23年(1948年)
ドブ板通りの界隈に避難先から戻る人のための仮設住宅が建設された。
昭和24年(1949年)
主に米兵を相手にしたお土産屋であるスーベニアショップが開業し始める。
4月1日に町名変更され、元町、旭町、汐留町がまとめて本町とされた。
その他
名前の由来
元町*1の仲通りにあった溝川に板で蓋をしたことからドブ板通りと呼ばれることになった。
板は海軍工廠から提供されており、ハシケに使われていた鉄板だったらしい。
「ドブ板通り」という地名が記載されたもっとも古いものは明治20年8月14日のめさまし新聞の記事であり、
実際にはそれ以前から使われていた名称だと思われる。
参考文献
- どぶ板通り商店街HP
- 三浦半島の文化 第25号 編:三浦半島の文化を考える会
- 新横須賀市史 別編 民俗 編:横須賀市
- ジャスの街・ヨコスカ 著:杉山一夫