艦艇紹介/Y083:さるしま

Last-modified: 2021-12-11 (土) 12:53:19

基本性能

艦名さるしま
艦番号JBNT-Y-083
艦種大型教員艦
基準排水量2,176t
全長127.4m
全幅31.6m
吃水4.3m
機関LM2500ブレイトンサイクルエンジン2基
M71ディーゼルエンジン2基
ウォータージェット推進4基
出力33,700馬力+11,000馬力
速力44ノット
航続距離18ノットで4,300海里
兵装Mk.110 57mm単装速射砲1基
12.7ミリ機銃4基*1
VLS装置32セル*2
レーダー02式複合近距離探針装置
搭載機中型スキッパー2機
Z-60S戦術偵察飛行船1機*3
乗員40人
(Blu-rayBoxブックレット、ハイスクール・フリート ファンブックより)

詳細*4

 モデルはアメリカのインディペンデンス型沿海域戦闘艦。作品ではブルーマーメイド採用型*5として凌波性や耐航性、航続距離が向上し、前部甲板にVLSが追加搭載された「改インディペンデンス型」として登場しており*6、作戦艦艇や教育艦として各国で配備が進んでいる。

 本艦はその内の1隻であり、真冬が艦長を務める「べんてん」や第11話で登場した「みくら」、「みやけ」、「こうづ」、「はちじょう」が同型艦に当たる*7

 三胴船構造により後部に大きな格納スペースと発進&揚収機能を有しているため、スキッパーの運用母艦としても機能が期待されている。それ以外にも掃海装備を含む各種モジュールや高速艇・車両の搭載能力、Ro-Ro能力*8も有しているため多用途に活躍できるが、このようなマルチロール化が建造コストの高騰を招いている。
また、教育艦としては各種実習設備も有し、大教室としても機能する。その他、主砲をVLSに換装が可能など、必要に応じて各種装備も搭載出来る。

登場シーン

Y083:さるしま
初出第1話 05'53"
 入学式の後のシーン、晴風と武蔵の間から出港して行く。

こぼれ話

  • 飛行船格納庫上にSea-RAMと思われる装備が搭載されているが、ファンブック・ブックレットともに言及されていない。
  • 作中では改インディペンデンス型の現代艦として登場したが、旧海軍にも猿島が敷設艇として存在していた。


*1 ブックレットのみ
*2 ファンブックのみ
*3 緊急時には2機搭載可能。また、より大型のZ53型輸送用飛行船の発着も可能。
*4 ファンブックP.117、BD1巻特典ブックレットより
*5 この書き方からして、「改」ではないインディペンデンス型が他組織に配備されている可能性がある。
*6 現実世界では沿海域での活動を目的として設計されている為、そのままでは外洋でも活動するブルマーに適さない艦艇だからである。
*7 なお、日本向け艦艇では重心の低下とスタビライザーの強化による復原性の向上等の改良が更に加えられている。
*8 車両が自力で乗下船出来る設備を有する。