危険物解体の手引き
燃料タンク(大)
- タンカー船や、宇宙船のナセル(補助ロケット)に燃料を供給している巨大な燃料タンク。
- タンクの横にレバーがあり、これを下げると燃料パイプ内の燃料が排出され安全に分離・切断できるようになる。
- レバーを下げずにパイプを分離・切断すると火が上がり爆発する。
- 動力がなくなるとレバーを下げられなくなる。
- 分離時にカットポイントと燃料タンクが非常に近いため爆発しやすい。スティンガーを使う角度に注意しよう。
Class I Reactor (クラスⅠリアクター)
- マウントプレートから取り外した瞬間からメルトダウンシーケンス開始。
- メルトダウンメーターは5。
- シーケンス開始後、時間が経つとエネルギー光を発生させ周囲を破壊するようになり、最終的には爆発する。
- バージにサルベージされれば爆発しないので、事前にリアクターからバージへの直線経路を用意しておこう。
Class II Reactor (クラスⅡリアクター)
- クラスⅡリアクターはECUから冷却パイプを通じて冷却剤が供給され、燃料パイプを通じて燃料をスラスターへと供給している。
- ECUからの冷却剤の供給とスラスターへの燃料の供給が停止されるとメルトダウンシーケンス開始。
- 片方残しておけばメルトダウンを防げるため電力なしでも安全に外せる冷却パイプを残すのがおすすめ。
- もしもの時は冷却材キャニスターでカットレベルの高い場所を冷却して切断するのにも使える。
- メルトダウンメーターは15。
- 燃料パイプおよび冷却パイプを停止しないままプレートから外すとカウントが5縮まる。両方停止しないままだと5になる。
- シーケンス開始後、時間が経つとエネルギー光を発生させ周囲を破壊するようになり、最終的には爆発する。
- 安全に冷却剤の供給を停止するには、ECUのパネルを除去すると現れる冷却剤キャニスターを全てグラップルで取り外す。
- 停止後は冷却パイプをカッターで安全に切断可能。
- 安全に燃料の供給を停止するには、スラスター近くにあるエンジニアリングコンソールを使用し、全てのスラスターを切り離すこと。
- エンジニアリングコンソールは動力がないと動作しないので注意。
- スラスターが複数ある場合、全て切り離すまで燃料の供給は停止されない。
- 切り離した後は燃料パイプをカッターで安全に切断可能。
- リアクターの周りの壁のような部分はグラップルで剥がせる。すべて剥がすとパイプが繋がっていない側のプレートが動かせるようになりリアクターが露出する。
- バージにサルベージされれば爆発しないので、事前にリアクターからバージへの直線経路を用意しておこう。
- リアクターが収まっている場所次第では、周りのアルミのフレームが邪魔になって動かせない場合があるので供給を停止する前によく確認すること。
- あるいは、スラスターかECUと接続したまま荷船に放り込めんでもいい。
- スラスターにしろECUにしろ荷船向けであるし、パイプの価値も高くなく、さらにメルトダウンのリスクも負わずに済む。
Power Generator (発電機)
- 発電機の安全な取り外しには、隔室内にある3箇所のブレーカーを解除してヒューズを取り外す必要がある。
- ブレーカーは3箇所のうち2つは同じ場所、1つは別の場所にある。
- ブレーカーはブレーカー表示灯が赤く点灯してるときに触ると感電する。赤く3回点灯した後に消灯する隙を狙って解除しよう。
- ブレーカーと放射線フィルターが同一パネル上に生成された場合はこちらを参照。
Radiation Filter (放射線フィルター)
- 放射線フィルターは、ある程度の勢いがついた状態で何かにぶつかる、あるいは何かがぶつかった時に放射性粒子を花火のように撒き散らし、長い間(5分以上?)滞留する。
- 放射性粒子は電子機器と人体に影響を与え、死亡原因にもなる。
- 滞留している放射性粒子に、カッターのレーザーの熱やその他の要因で引火すると炎を纏うようになる。
- 炎は、放射性粒子が滞留している場所で冷却剤タンクを爆発させると収まる。※放射性物質の滞留自体は収まらない
- というように放射線フィルターには慎重な扱いが求められる。
- まずは船外からアプローチ出来るように船体のナノカーボンやアルミを除去。
- (ない場合もあるが)アクセスパネルを取り外し、カットポイントをカッターで除去、フィルターと正面から向き合った上でグラップルで真ん中付近を掴み、慎重に引き抜こう。
- カットポイントを除去した際に勢いよく飛び出す場合があるので注意。
- ぶつからない限り放射性粒子を撒き散らす事はないので、後はプッシュなりテザーなりでバージに放り込もう。
- ブレーカーと放射線フィルターが同一パネル上に生成された場合はこちらを参照。
Ghost Ships (ゴーストシップ) / Ai Node (AIノード)
- この世界では禁止されているはずのAI群に汚染された艦船。壁や物品に張り付き黒光りするAIノードは、さながらGのよう。
- AIノードによって引き起こされるのは、ノイズ、バージ向けのサルベージ阻止、妨害の3つ。
ノイズ
- 音声やBGMが耳障りになる以外に何かあるわけではないが、ノイズがあるというのは近くにAIノードがある証拠で、クリアなBGMが戻ってきた場合はAIノードが一掃された証拠になる。
バージ向けサルベージの阻止
- 船荷向けの物品にAIノードが張り付いているとバージのサルベージエリア内に入れても認可されない。
- 認可させるには物品に張り付いたAIノード全て破壊する必要がある。
妨害
- AIノードが1体でも残ってる限り、勝手なドアやエアロックの開閉/閉じ込め、勝手な減圧(気圧調整装置の故障に関係なく)等妨害してくる。
- 妨害が行われる際、AIノードが物理的に船体や物品、システムと繋がっている必要はなく、発電機やパワーセルからの電力供給も必要ない。
- AIノードそのものへの対処としては、AIノードはスキャナーに赤く表示されるので、それを頼りに一体ずつカッターで焼き切るか、溶融炉に放り込んで破壊しよう。
- ただし、船内や隔室内などいたるところにいる上に、燃料タンクなど事故を起こしやすいものに張り付く場合があるので注意。
- AIノード破壊とAIノード一掃がそれぞれステッカー目標なので、狙ってるカッターは積極的に蒸発させてあげよう。
- 妨害への対処としては、さっさと減圧して、与圧出来ない状況にしてしまうこと。
- 妨害のある状況での与圧状態は、予期せぬ爆発的減圧からのメルトダウンやなどの様々な大事故を引き起こしかねない。
- さっと船内を確認してから事故に繋がる物品を除去し、さっさと減圧してしまおう。
- 減圧方法は、気圧調節装置を利用するでも爆発的減圧でもいいし、あるいは事故に繋がる物品を除去した上でAIの妨害減圧を待ってもいい。
- 減圧したら、与圧状態に出来ないように気圧調節装置を除去した上で、ドアや壁、船体を除去して物理的に宇宙空間と繋げて真空状態にしてしまえばいい。
- 編注:AIノードがエアロック内以外を与圧状態に出来るのか未確認ですが一応。
- 追記:エアロックのドアを吹き飛ばして安心していたら、AIノードがエアロックを与圧して爆発的減圧が起こり続けたので、エアロック周りのドアは保持、気圧調整装置は早めに除去がいいかも。(※v0.5.0現在)
- 後はせいぜいドアが勝手に動くのが鬱陶しいだけで済むので、AIノードを破壊したり船の解体に戻ろう。
各船体Tips
操舵室ぶっこ抜き/Mackerel級編
- v1.0.1にて下記(v0.5.0)の操作は不要になり、操舵室外壁と繋がる二箇所のカットポイントを除去することで操舵室外壁から内壁をフリーに出来る。
- 以下v0.5.0の解体手順
- Mackerel級の操舵室は、見た目には分かりづらいが、1本8kgの細長いアルミの構造物フレーム8本によってナノカーボンの船首に繋がっている。
- まずは、操舵室の左右に付いている冷却剤タンクなどがあったら予め外しておく。
- 次に、スキャナーの構造物モードすると、太いナノカーボンのフレームに沿うように細長いアルミのフレームが8本確認出来る。
- この8本をカッターで除去してやると、船内の壁ごとまとめてするする抜けるようになる。
- 中身の収納用箱や座席等を外しておく必要はない、というより収納用箱はパネル同士を繋いでいるので下手に先に外してしまうと、フレームを除去した時にナノカーボンの船首内でバラけて面倒くさい。
- リアクタープレートが左右どちらかにあると引っかかるので注意。
操舵室ぶっこ抜き/Gecko級編
- 以下旧Ver.のみ?
- Gecko級の操舵室は、座席からもっとも近い上段左右にある2つの収納用箱によってのみ、ナノカーボンの船体と繋がっている。
- その2つ収納用箱をグラップルで外してやると、船内の壁ごとまとめてするする抜けるようになる。
Atlas級のクエーサースラスター分離
スラスターをそのまま外す方法
- まず、スラスター1機につき、2つあるアクセスパネルを剥がし、その下にあるカットポイントを除去し、スラスターノズルを移動させる。
- 次に、クエーサースラスター周りの4つのカットポイントを除去し、クエーサースラスターを移動させる。
- 1箇所でもカットポイントを除去すると火災が発生し、緊急燃料遮断が必要になるが、焦らず4箇所すべてを手早く除去しよう。
- 最後に、緊急燃料遮断としてスラスター内奥にある燃料除去バルブを作動させると、スラスターが分離して消火される。
- スラスターの分離の衝撃で死ぬ場合があるため、バルブ作動中に「手」を使ってバルブ周辺に掴まっていると良い。
冷却剤を使って火災を起こさない方法
- アクセスパネルを剥がすと冷却剤があるのでスラスターがから外しておく。スラスターノズルはバージへ。
- 冷却剤をグラップルガンで掴み、壁のどこかに勢いをつけてぶつける。
- 冷却剤が噴出してくるので、グラップルガンで掴んだままパイプのカットポイント周辺×4に近づける。
- 白っぽくなったら冷却の合図。使い終わった冷却材は溶鉱炉に投げ入れる。
- パイプのカットポイントを焼き切る。こうしておけば火災が発生しないので、その後ゆっくりと処理できる。
Tips
手
- 手は積荷等の物品、または船体や壁を掴んだり、何かを掴んだ状態で各種装備を使うことも出来る。(デフォルトキー:ZとX)
- この掴む力は非常に強力で、グラップルを利用した高速移動中でも掴んだ場所で静止し、壁を掴んだ状態で爆発的減圧を行ってもその場に静止し続ける程。
- 強力すぎて、爆発的減圧で吹き飛んだ船体の一部などを掴んでいても一緒に吹き飛ぶので注意。
カッターのスプリットソーで時短
- カッターのスプリットソーは、スティンガーよりも早くカットポイントを切断出来る。
- スティンガーに比べて誤爆の可能性は高くなるが、周囲の物やスプリットソーのカット範囲の表示に注意して行えば時短になるだろう。
グラップルガンでの加速
- チュートリアルでも言われているが、グラップルガンは移動にも使える。
- バージやHABなど、動かない構造物にグラップルガンのビームを当てながら引き寄せると、逆に加速して引き寄せられる。
- ビームはある程度離れた構造物に当てると気持ちよく加速出来るが、加速がつきすぎてブレーキが間に合わず、衝突して死亡場合もあるので注意。
- 同様の方法でプッシュすると後ろ向きに急加速できるが、急減速にも使える。
- これでステッカー「Jack Me Up」も取り放題。
グラップルで掴んだ物体の挙動
- グラップルガンのビームで掴んだ物体は、キャラクターと同じ挙動をする。
- キャラクターが前後左右上下に動けば、物体も前後左右上下に動き、ロールで左回転すれば左回転する。
- これを利用すると狭い場所で物を引っかけずに運べる。
テザーでらくらく積荷剥がし
- 大量の積荷をグラップルでいちいち剥がすのは時間がかかる、そんなときに使えるのがテザー。
- テザーはグラップルガンと同じで、壁に固定された収納用箱などを剥がす作用も持っている。
- これを利用すると、隣り合う収納用箱同士をテザーで繋ないで自動的かつ2つ同時に固定を剥がす、といった事ができる。
- リスクは伴うが、コンピュータターミナル、パワーセル、燃料タンクなどでも使える。
- ある程度テザー容量を増やさないと気軽には使えないが、大量の積荷を剥がす時にはかなりの時短になる。
アップグレードのデメリット
- アップグレードの最大のデメリットは、ダウングレード出来ないこと。
- 特にカッターの照射距離を伸ばすアップグレードは、余計なものにまで当たってしまうリスクが伴う。
- アップグレードのご利用は計画的に。
Barge (バージ)内で解体/デモチャージ
- バージ内にサルベージされた物は保護され破壊出来なくなる。
- この仕様を応用すれば、荷船内ならサルベージされた物を気にせず解体やデモチャージが使える。
- 例えば、Javelin級の重貨物船の燃料タンクは、カットポイントに沿っても初期デモチャージだと爆発してしまうが、荷船内なら燃料タンクが保護されるので気にせずデモチャージ可能になる。
カットレベルを意識する
- 物品にはそれぞれカットのしやすさ、あるいは壊れにくさを示すカットレベルが設定されており、物品に照準を合わせると表示される。
- カッターはレベル1まで、デモチャージはレベル3までそれぞれ対応しており、対応したものより上のカットレベルなら弾かれてしまう。
- これを理解しておけば、カットレベル2の物品上にあるカットポイントを大胆にスプリットソーで切り分けたり、カットレベル4の物の上でデモチャージを爆破させたりと選択肢が増える。
スラスター燃料の補給
- シフト開始時にスラスター燃料が無い場合には空中に浮かんで動けず、補給所まで移動できない。
- その場合にはグラップル状態でプッシュをすると反対方向に飛ばされる事を利用して移動する。
ミンチになりそうな時の対処法
- うっかりプロセッサーの引力圏に捕まってしまった時は、まず船体・壁・テトラポットなど重いものにグラップルガンを撃ち、全力で巻き取って体を支える。
- 巻き取りを続けたままプロセッサーのほうに向き直し壁にチャージプッシュを撃つと反動で戻れる場合がある。
その他
HABの裏側に隠されたデータドライブ
- HABの裏側にデータドライブが貼り付けられている。
- 中身は自分で確かめてみよう。