名前分かりづらいよ!
ホントに計画あったん?
- WZ-111をベースに固定戦闘室にした中国TDツリーTier8車両。130㎜砲の運用が可能になった。
外見のレイアウト的には珍しくオリジナルっぽい?
スペック
車体
耐久値 | 1,000 |
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車体装甲厚(mm) | 180/80/60 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/18 |
重量(初期/最終)(t) | 44.5/45 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.33 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 370 |
本体価格(Cr) | 2,520,000 |
修理費(Cr) | 9,000 |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
122 mm D-25TG FT | 7.06 | AP HEAT HE | 192 250 61 | 390 390 530 | 2,753 | 0.38 | 2.9 | 30 | 1,025 5,600 608 | 2,590 | -6°/+15° |
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122 mm 60-122TG FT | 4.96 | AP HEAT HE | 248 310 61 | 440 440 530 | 2,182 | 0.38 | 2.9 | 30 | 1,065 4,800 630 | 2,800 | |
130 mm 59-130JG FT | 4.29 | AP HEAT HE | 271 340 65 | 560 560 660 | 2,400 | 0.36 | 2.8 | 25 | 1,215 5,200 1,020 | 3,090 |
射界
射界 | 左12°/右12° |
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特徴とか?
火力
- 最終砲の130㎜砲がこの子の最大の生きる価値と言って過言じゃないぐらい。
初期砲は引き継げるとはいえ、中間砲がペネは真っ当になったと言えど悪化したDPMに精度も酷いまま。
なので以降は130㎜砲を乗せた状態を前提として記述するよ
- 単発560は同格3位の火力は同率1位ISU-152、Rhm.-B. WT、2位ISU-130(金弾)に続く値。
まあISU-130自体、ペネが悲惨の一言なので。ほぼ見ないので実質2位でいいかな?日本語Wikiにもそう書いてあるし。
- 口径のわりに精度0.36と優秀。照準時間は2.8(s)でRhm.-B. WT(15㎝砲)の2.7(s)に近い値。
- AP弾の弾速は早く、精度と合わせて使い勝手は良い感じ。
金弾のHEATはペネ340㎜と同格トップ。かなり恵まれているがHEATは山なり弾道に弾速も遅い。
正直、スペック上の精度よりももっと悪く感じるかも。実感的には初期砲のHEATの挙動と変わんない。
次なるWZ-111G FTも変わらないので進めるなら慣れておこう。
装甲
- これまでの軽装甲から一転、重装甲化が顕著に。WZ-111ベースであるとはいえ変わらないのは車体下部だけ。
全体的に装甲が減厚されており、重装甲化と言っても限度はあるみたい。
- 正面の実装甲は175㎜を下回る箇所が無い。抜ける場所は薄い天板ハッチぐらいしかないが、狙えるような大きさでもない。
車体上部の戦闘室正面は180~200mm厚で換算200~230mm程の装甲で、格下の通常弾ぐらいなら受け止められそう。
- でも同格以上ではあんまり意味のない装甲厚で、砲身根本に運よく当たらない限りは普通に抜かれると思っていい。
- 天板は25㎜、側面は80㎜、底面が20㎜と薄っぺらに。と言うか下手すると自走砲のHEが天板を抜く恐れがある。
そうでなくとも側面、底面も薄く、自走砲のHEのダメージが結構入りやすいところにも注意したい。
- HP1000と同格TDの中でワースト1位タイ。この子に多分一番足りないもの。
重装甲とは言え同格では頼れる程でもない為、ダメージ交換も考えた方が良さげ。序盤から無駄に消耗しないように。
もしかしたらHP1500ぐらいあれば評価が変わったかもしれない。
機動力
- 前身のT34-2G FTから最高速度、旋廻速度共に大きく低下。重戦車ベースな上に重装甲化の影響。
またまた履帯性能が悪く最高速度35㎞/hとあるが実際は25~30㎞/hぐらいしか出ない。
何故か行進速度が18㎞/hと2㎞/h程向上。申し訳程度の強化点。 - いずれにせよ陣地転換など、移動にはより一層早めの判断が必要になってくる。
隠蔽 視界
- 前身のT34-2G FTからかなり低下したものの、重戦車車体としては優秀。ISU-152よりも若干良いぐらい。
- 視界については370mと凡庸だが、カニ目で十分視界を確保できる。
重装甲系バランス型
んー、この子かなり微妙じゃね?
- 実際超が付くほど微妙。重装甲っぽいけどそこまで硬さは無く、されどHPも無く、機動戦ができる程の機動力も無い。
前線に立とうにも頼れない装甲厚とワーストのHPの為、正面を張るには心許なく、ポジションに悩ましい。
- 一方、130㎜砲が優秀とはいえ、狙撃に徹すると数少ない射撃機会で大ダメージを出せるISU-152、Rhm.-B. WTにダメージ量的に負ける感じ。
さらに単発は劣るものの単発490~520程度のRhm.-B. WT、スコGら12.8㎝砲持ち、SU-130PMなど同クラスの主砲持ちが同格TDに多く、
元々高いわけではないDPMで劣る以上、同じ場所に居て同じ様に撃っていてもダメージ量で負ける恐れが…。
- 全方位にバランスを取ろうとして結局、もの凄く中途半端な車両となった印象を受ける。
- 130㎜砲は履帯開発しないと載せられないのでエライ時間と経験値が必要なのも難点ではある。
もっとも中国ツリー全体的にそんな感じなので、諦めるべきか。
真の敵
- ある意味、この子の真の敵は同国内にいた。Tier8プレミアム戦車、WZ-120-1G FTがそれ。
正面装甲が全体的に200㎜程と車体下部以外隙が無く、砲性能以外で勝る部分が無い。
- Tier8に引き上げたSU-122-44と言った感じで、真の中華版SU-122-44と言えるかも。