手記

Last-modified: 2021-03-03 (水) 17:39:32




異端の傭兵たち

魔物にさらわれた少女の救出。
という依頼を受けたエンドは、傭兵のキトと合流し、任務を遂行する。
首尾よく魔物たちを倒し、少女を解放するエンドとキト。
少女を親元に帰すためにキトが去っていったあと、
謎の人物がエンドの前に現れ、新たな依頼を提示する。
それはとある小さな村にいるひとりの少女を、暗殺してほしいという依頼だった。

はじまりの旅路

はじまりの村 モルにやってきたエンドは、標的である少女セツナと出会う。
彼女こそは今年のいけにえだった。
だが、そこに駆けつけた護衛隊のクオンらによってエンドは取り押さえられる。
命を狙われながらもエンドをかばうセツナ。
彼女に興味を持ったエンドは、暗殺をいったん思いとどまり、護衛隊に参加する。
しかし、一行を乗せた船は巨大な魔物の襲撃を受けて、沈められてしまう。

許されざる孤剣

本島に漂着した一行は道中、恵みの村 ユラルに住む、ヨミという男と出会う。
彼おそは過去にいけにえの旅を成功させた英雄であった。
一行はヨミの協力を仰ごうとするが、ヨミはこれを拒絶する。
そんななか、大鎌を持った謎の男の襲撃で村は揺れる。
いけにえの護衛隊を狙う大鎌の男に対し、ヨミの協力で、一行はどうにか撃退に成功する。
過去のわだかまりを払拭したヨミが新たに加わり、いけにえの護衛隊は城塞都市 ウカテイナをめざすのだった。

善悪の境界線

ウカテイナの城主に謁見したエンドたちは、飛空艇を動かすため、消息不明の操船技師アマルの捜索に乗りだす。
その途中、偶然知り合った少年キールとともに、アマツを見つけた一行は城主の陰謀を知る。
セツナとキールをさらった城主との戦いのさなか、大鎌を持った謎の男の襲撃を受け、一行は窮地に……。
何とか勝利したもの、飛空艇は大破し、セツナが重傷を負ってしまうのだった。

輝ける命のために!

セツナを救うため、隠れ里 イルを訪れた一行はそこでキールたち種族の秘密を知る。
彼らは魔物と人間の混血種で、高い魔力と引き替えに、寿命が極端に短かった。
キールの働きでセツナは回復するが、そのころ里へ魔物が侵入してくる。
里を守るため魔力を解放したキールは魔物を撃退。
限りある命を精一杯生きるため護衛隊に参加したキールは最果ての地をめざして旅立つのだった。

騎士の村の悪夢

道中、ロラの海で流水を渡るため、案内人を探す。
一行は近くにある騎士の村 ヤーガを訪れる。
だが村は無人となっていた。
そこにひとり残っていた少年の案内で、村人たちが囚われているネルの洞窟に向かうエンドたち。
だが、案内した少年こそが魔物であると発覚。
少年に悪意のないことを感じたセツナは少年を説得。
逃がそうとする。
だが、そこに女性騎士ジュリオンが立ちはだかるのだった。

集いし宿命の仲間

村人たちを救出したヤーガで歓待を受けるエンドたち。
そこで一行はジュリオンがいにしえの王国の末裔であることを知る。
魔物の少年や騎士団の掟をめぐって軋轢がじるなか、ジュリオンの様子が急変、倒れてしまう。
ジュリオンを治すためエンドたちはロラの海にいる魔物を倒し、貴重なマダラ法石を手に入れる。
思いがけず命を救われたジュリオンは、護衛隊に加わるのだった。

暴かれし過去と秘密

旅の途中、回廊遺跡 ワッカにさしかかったエンドとヨミは異空間に巻きこまれる。
そこはヨミの過去を再現した精神世界だった。
かつて、いけにえの旅を失敗させたヨミは自責の念が生みだした幻影に苦しめられる。
エンドの助けで過去の幻影に打ち勝つヨミだったが、そのときセツナがヨミの娘であることがわかる。
ふたりは元の世界に戻り、秘密を胸に旅を続けるのだった。

砕かれた希望

最果ての地に向かう最後の難所
オッカオッカの山に挑むエンドたち。
だが、山に続く洞窟が見当たらない。
訪れた宿場町 ギヤッカでサヤギという老婆から
山に入る方法を聞き出した一行は、山に住む魔物を倒し、ついに最果ての地を目の当たりにする。
だが、最果ての地の周囲は絶望的な深淵によって隔絶していた。
そして愕然とする一行の前でクオンとジュリオンが姿を消すのだった。

甦れ! 失われた絆

仲間を失い、絶望するセツナを励ますエンドたち。
一行は操船技師のアマツや帰還したセツナの助けを借り、旧王家の飛空艇を探しはじめる。
しかし王家の遺跡 ナニハナに入るには、ジュリオンの力が必要だった。
魔物の血の影響を受けたジュリオンを助けるため、セツナはサヤギからある秘技を伝授される。
無事、ジュリオンを救出した一行はナニハナに向かうのだった。

玉座を継ぐ者

王家の飛空艇を求めて、王家の遺跡 ナニハナに入るエンドたち。
だが、そこには幾多の試練が待ち構えていた。
数々の問答に答え、遺跡の奥へと進んでいく一行。
そして、ナニハナの最深部で一行は遺跡の守護者であるテンパと遭遇する。
最後の試練としてテンパとの戦いがはじまる。
テンパに勝利したエンドたちは。資格ありと認められ、旧王家の飛空艇を授けられるのだった。

夢幻と永遠の狭間で

旧王家の飛空艇で、ついに最果ての地へと乗りこむエンドたち。
そこはいにしえの王国の王都が残されていた。
奥へと進んでいく一行の前に、大鎌を持った謎の男が立ちはだかる。
男を倒し、奥へと進んだ一行は、クオンにそっくりな姿をした、時の審判者と名乗る女性と遭遇する。
そこでエンドたちはいけにえの真実と、いけにえが必要とされる元凶となった巨大な敵の存在を明かされるのだった。

旅の終わり、まだ見ぬ未来へ

輪廻の闇が逃げた先は、過去のはじまりの村 モルだった。
エンドとセツナは輪廻の闇を追跡し、名残雪の石碑の前で最後の戦いがはじまる。
だが、敵の哀しみを知ったセツナは輪廻の闇とともに最期を遂げようと決意し、
自分ごと、とどめを刺すようエンドに頼む。
苦悩の末、最後の決断を下すエンド。

すべてが終わり、生き残った仲間たちは未来へと、
それぞれの道を歩みはじめる。