独自技術(風林火山)

Last-modified: 2024-07-06 (土) 23:04:37

武田家 武田家

ある日、武田信玄は
かねてより親交の深い快川和尚の下を訪れた
 
武田信玄 □武田家
今日は和尚に頼みがあって参った
 
快川紹喜
改まって何でございましょう
 
武田信玄 □武田家
この次の戦は必ずや大きなものとなる
兵の士気を高めるためにも
新たな旗印が欲しいのだ
 
武田信玄 □武田家
そこでわしが平素から親しんでいる
孫子から選んだ言葉を
旗に書いてもらいたい
 
快川紹喜
なるほど、承知いたしました
して、どのようなお言葉になさる
おつもりですか?
 
快川和尚が信玄に尋ねると
信玄は両目を閉じ
詩歌を吟じるようにつぶやく
 
武田信玄 □武田家
疾(はや)きこと風の如(ごと)く
徐(しず)かなること林の如く…
 
武田信玄 □武田家
侵(おか)し掠(かす)めること火の如く
動かざること山の如し
 
快川紹喜
おお、まさに信玄様の軍に
うってつけの言葉ですな
さっそく旗に記しましょう
 
かくして「風林火山」の旗差物が生まれ
武田家の家臣たちはこの旗印のもと
勇猛果敢な騎馬軍団へと成長したのであった
 
独自の技術「風林火山」を
編み出しました
この快挙で名声も大いに高まっています

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武田家が独自の騎馬技術「風林火山」を
編み出しました
この快挙で名声も大いに高まっています

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