プロトタイプ的要素の塊 迷列車の鑑 5000系

↑南かね丸で放置されていた5050F。10月4日にかね丸港解体場に廃車回送された。
5000系は1966年に国鉄103系や阪急2000系などのハイテク電車の技術を盗んで作られたブツ。
最高速度は110km/hで、加速度は2.7km/s、常用減速度は3.6km/s、非常減速度は5.1km/sと現在の車両達にも引けを取らない性能を秘めている。
実は自動運転や定速運転機能もあり、コンピュータートレインという愛称で沿線の人々や鉄道ファンから親しまれた。
6両編成×5本の30両が製造された。
現在はそれらの機能の使用がほとんど行われることは無く、一部の部品が融通が効くものに交換された。
2023年9月30日に定期運用を終了し、予備車として5003編成が在籍している。
外装
外装はオールアルミのため帯は前面を除き巻かれていない。
帯色はおなじみネイビーブルーで、塗装ではなく別パーツ化されている。
前面には列番表示と行先表示、前照灯、種別表示灯と尾灯がある少し103系に近い顔つきだ。
側面はd1D2D2D2D1で、珍しく4扉となっている。
側面の形式番号は、これまた珍しく銀メッキのプレートだ。
側面に帯が巻かれていないため、かね丸電鉄で最も落ち着いたデザインかも?しれない。
足回り
台車はDT21モドキのFS-342で、モーターは元ネタのMT-55を採用した。が、部品交換の際に東洋電機製造のTDK831に変更されてしまった。
制御装置は阪急オートカーで採用された物を改良して搭載。どちらかといえば運転をアシストする側になっている。
運用
当初から普通列車か快速、準急に充当されたが、急行運用には入ったことがない。
地下鉄との直通運転では一番列車、開業前の試運転でも使われた。
現在は専ら普通列車か地下鉄直通運転のみである。
編成
◇はパンタグラフの位置を示す。
←かね丸港 電鉄本町→
◇ ◇
| 5050(Tc) | 5000(M) | 5030(M') | 5100(M) | 5130(M') | 5080(Tc) |
ギャラリー

↑廃車回送の準備。ED40に牽引されて行ってしまった。南かね丸検車区にて 2021-10-4