高度経済成長が産んだ新性能電機 ED60形
ED60形は1960年~66年にかけて15両が製造された電気機関車。国鉄のED61形の設計を基本として製造され、不評であった回生ブレーキなどは後年の改造で改良型のものを搭載した。
主に貨物列車牽引で使用され、自動車輸送列車や鹿ノ森線の石灰石1200t列車などの重量級の列車は重連で牽引した。
現在は貨物列車の削減による余剰とED100?による老朽化置き換えで残り6機となった。
導入までの経緯
戦後の慢性的な車両不足で機関車を製造する余裕がなかったかね丸電鉄。1953年にED50?を発注したものの、まだまだ両数が足りなかったために、国鉄からD51形蒸気機関車や9600形蒸気機関車を借用していた。というわけだが、「車両を借りるのはめんどくさいし、懐も潤ってきた」状況になったため、当時の最新鋭の電気機関車、ED61形などをベースに開発されたのが本形式である。