ネタバレ・考察

Last-modified: 2024-05-03 (金) 10:38:58

情報をまとめてくださるとありがたいです

 
 

KH1裏エピソード

バグ修復後、城のモニターにKH1の裏エピソードが流れた。以下は映像の内容。

  • ステージ1:ソラがダークサイドと戦った後、空に浮かぶ巨大な闇に飲まれていった後の話。崩壊寸前のデスティニーアイランドに、リクと黄色いローブを纏ったアンセムの姿が。リクに手を差し出すアンセム。リクは驚くが、状況を理解したように微笑み「無意識」に闇の回廊を開き、飲まれるように島を去った。
  • ステージ2:ソラ、ドナルド、グーフィーが一緒に旅をすることに決め、お互いの手を重ね合わせたシーンの裏エピソード。魔法使いの書斎へと続く三番街の脇道。そこに王様の匂いを追いかけてきたプルートの姿が。彼は闇の回廊を見つけると勢いよくそこへ飛び込んで行った。

これらはジミニーメモの奥底に眠っていた記憶であり、バグが消えた後データリクが探っていた『世界の記憶』。
世界を奥深くまで探っていた時データリクが見ていたものが回線を通じて映像として流れていたのである。

王様のキーブレード

王様のキーブレードがスターシーカーに戻っている。彼は、光の世界のキーブレード(スターシーカー)と、闇の世界のキーブレード(キングダムチェーンダークネス)を持っており、現在二本のキーブレードが使える状態である。
ただし、ロクサスの様に二刀流で戦うことはできない。

黒コートの男の正体

黒コートの男の正体は、リクの姿を借りた『ジミニーメモ』そのもの。
メモの記憶の中からリクが選ばれ、姿を借りている状態。
あえてデータソラに声を掛けなかったのは、彼にしかできないバグ修復の役目を果たせるよう、一人でも戦える強さを身につけてほしかったからであり、そうすることで、メモに刻まれた言葉の謎を突き止め、同時にバグまみれになったジミニーメモを修復してもらいたいと考えていたからであった。しかし、彼がデータソラの前に姿を現したのはデスティニーアイランドが初めてであり、目覚めの園にいた黒コートはリクではなく、XIII機関のロクサスであった。彼は忘却の城に現れデータソラと戦い、痛みを受け入れるという彼の言葉を信じてソラと同化していった。

同化前のセリフから、彼の痛みは「夏休み最後の日を、ハイネ・ピンツ・オレットと過ごせなかった」ということであると予想できる。

データとバグ

COMでバラバラになった記録を再生していたとき、ナミネはソラの中にある別の誰かの「痛み」の記憶を見つける。この痛みをなんとかしてもらいたいと考えたナミネは、ジミニーメモに「彼らの痛みをいやしに戻らなければならない」というメッセージを書き込み、さらにこの痛みをメモの中に書き加えた。その影響でデータバグが発生。
この影響でジミニーメモは完全な姿に戻れなくなってしまい、そこでナミネはデータの中からソラの親友であるリクを選んだと考えられる。
リクなら、ソラを導いてあげられる。これは、ナミネが抱いたそんな小さな希望が生んだ行動だったのかもしれない。

そして願い通り、データリクはデータソラを導くことで無事にメモを修復させ、データソラと王様は、メモに刻まれた痛みの正体を知ることとなった。

メモの中に一度全ての記憶を移すことでデータをバグから保護し、データのナミネと忘却の城のデータを追加データとして書き加えたのは賢者アンセムかナミネかは不明。

またKH2で修復が完了したはずのメモが白紙になっていたのは、データソラのハートレスがデータを吸収していたことが原因であった。(後述)

データソラだけのキーブレード

現実世界からデータ世界に現れたマレフィセント。彼女は、出会い頭にデータソラのキーブレードを魔法で粉々に粉砕する。
もともとデータから生み出されていたキーブレードはこの後いくら呼び出そうとしても現れなかった。
だが、仲間が敵の罠にかかりピンチに陥ったその時、強い光と共に新たにキーブレードが生まれる。
王様曰く、「キーブレードは『心の力』に強く結びついている」ようであり、このキーブレードは「色々な世界とつながってきたソラだけが持てる絆の力」だと王様の口から語られている。まさに『絆のキーブレード』とでも呼ぶべき代物である。

消えかけたデータ世界での謎の声。

『戦いに敗れ さまよいし肉体…その肉体をささげ闇の意思はよみがえらん』
この声にデータソラは聞きおぼえがあり、どこかで感じたことがあるようだ。結局正体は不明のままである。次回作への伏線かもしれない・・・

バグの正体

本作でのキーワードの一つである「バグ」の真の正体は、データソラのハートレスであった。
誕生に関しては触れられていないが、恐らくナミネがジミニーメモに「痛み」の記憶を書き加えた事で、バグと共にデータソラのハートレスが誕生したものだと思われる。
上記のように、データソラが冒険をする前からメモ内のデータを吸いあげ、メモを白紙にしていた。
元々はシャドウの姿をしていたが、データを吸収した影響で姿が巨大になり、ダークサイドの姿へと変貌。
そして、第一章のデスティニーアイランドでデータソラと戦うことになる。
戦闘後、データソラと共に闇にのまれたデータソラのハートレスはホロウバスティオンの奥地にたどり着く。
この世界に存在するハートレスは「心」ではなく、「ハートレスの意思」つまり「闇に染まった意思」を解放しており、データソラは無意識にそれを解放していた。データソラのハートレスはその闇の意思を吸収し、さらに力を増大させていく。そしてジミニーメモのデータ回復率が100%になったと同時に目を覚まし、データ世界と現実世界に被害をもたらすため暴走を開始するが、データソラと王様の活躍により倒され、一連の事件は終末を向かえることとなった。

ピートがデータ世界に出現!

KH1では一切登場しないはずのピートがデータ世界に出現する。その正体は、現実世界のピートであった。
マレフィセントの命令で、ディズニーキャッスルに偵察にきていたピートは、王様と同じタイミングでデータ世界に吸い込まれていた。
ただし、彼がたどり着いたのはデータの中枢であり、データ内の色々な世界へと通じていた。
そこで彼はこの場所にマレフィセントを呼び込みデータの世界を手に入れようという計画を思いつき行動を開始する。
この後マレフィセントと共にソラ達と敵対するも、2人揃ってデータソラのハートレスにやられ、データの裂け目に引っかかっていたところをデータリクに助けられる。
自分たちを助けてくれたことでKH2での貸し(存在しなかった世界で大量のハートレスを食い止め、道を切り開いたこと)を返してもらったと言い放ち、おとなしく現実世界に帰って行った。

痛みの正体、王様の手紙

データ世界の忘却の城で、ソラに繋がる人物が傷ついて痛みを抱えていることが判明。
その人物は、アクセル・ロクサス・シオン・ナミネ・テラ・ヴェントゥス・アクアの七人であった。
彼らの痛みを癒す為にソラの存在が必要だと理解した王様はソラたちに手紙を出し、
その手紙はKH2のEDで無事彼らの元に届いた。

 
2つの記憶をつなぐ旅はこうして幕を閉じた
すぐに伝えたかったんだ
キミの中に眠っていた思い出 そして
未来へとつながる記憶のかけらのことを
ソラ、リク、カイリ「キーブレード」をめぐる真実は
いくつものつながりを経て、キミたちの心の中にあったんだ
ソラ、キミにつながるみんながキミを待っている
彼らの悲しみをいやせるのはキミだけなんだ
もしかしたらこれまでの旅は
これから始まる旅の準備だったのかもしれない
これまで偶然だと思っていたことは
すべてつながっていたんだ
新しい旅立ちの扉は
もう開かれようとしている

Episode8のエンディングログ

ナミネ「すべての始まりは・・・
    ソラの心に眠っていた、遠い記憶のかけら」

 

白い球体が現れる。

 

ソラ「これが・・・俺の記憶?」 

ナミネ「違うよ。これはソラの記憶じゃないの。
    ソラとつながる誰かの記憶」

ソラ「え?俺の中に別人の記憶があるなんて変じゃないか?」

ナミネ「うん。普通はありえないよね。ソラの記憶を直す時に見つけたんだけど、
    最初は何かの間違いだって思ったんだ。でもね、調べてみてわかったの。
    この記憶は、確かにソラの心にあるもの。心の底で、ずっと眠っていて・・・
    いつの日かソラが思い出さなければならない大切な記憶・・・。
    そして、危険な記憶・・・」

王様「危険?何が危ないんだい?」

ナミネ「この記憶は強い『痛み』のかたまりなの。
    むやみに手を出せば、ソラの心は『痛み』に傷つけられて、壊れてしまう」

ソラ「ナミネが見つけた、その記憶を調べるんだ。
   痛みのかたまりでも、受け止めてみせる」

ナミネ「触れてみて、そうすれば、この記憶に秘められた
    誰かの想いが心に流れ込んでくるから」

ソラ「うっこれは?」 

 

アクセルとロクサスが映し出される。

 

ナミネ「隠された真実・・・
    ソラの心の奥底に封じ込められていたの。
    ソラ本人の記憶じゃなくてソラとつながる人たちの記憶」

 

シオン、ナミネが映し出される。

 

ソラ「ナミネもいる・・・。それにこの子は?
   知らないはずなのに、なつかしくて・・・せつないんだ。
   これが『痛み』なのか?」

ナミネ「みんなソラを待ってる。
    キミでしかその痛みをいやすことはできないから。
    それにディズが・・・キミが眠ってる1年の間、キミの中に何か隠してた。
    何なのか、たずねたけど、彼は『つぐない』だとしか言わなかった。
    きっとソラの中にみんなを救う鍵がある。
    そして彼らも・・・」

 

テラ、ヴェントゥス、アクアが映し出される。

 

王様「彼らは!?」

ナミネ「あなたなら、彼らの痛みを理解できるかもしれない。
    彼らは鍵・・・。
    キーブレードの真実につながる存在・・・。
    そして、その存在は今もソラの中でつながっている」

ソラ「俺、会ったことある気がする」

ナミネ「うん。2人とは会ったことがある。
    もう1人は私にはわからなかったけど、とても特別なつながりがあるみたい」

ソラ「うん」

王様「今が本当に思い出さなければならない時というのは
   もしかして・・・」

ナミネ「私にはわからない。
    けどこの先、必ず彼らの目覚めが必要な時がくる。
    そして、彼らを助けられるのはソラだけ」

王様「彼らの絆が鍵になるということだね。わかったよ、ナミネ。
   僕は今のことを外の世界にいるソラに必ず伝えるよ」

 

その後いろいろ会話してソラがナミネにお礼を言う。
消えていくナミネにデータソラ「ありがとう」

 

スタッフロール後
王様、現実世界のソラ達に手紙(=2ED・BbSシクレの奴)を送る。
2のED、カイリが手紙を持ってきて3人が手紙を読む。

エンディング動画

ナミネとの会話
http://www.youtube.com/watch?v=9oArvayjNY0

王様の手紙
http://www.youtube.com/watch?v=Bgxx5OsDlyE

エンドロール
http://www.youtube.com/watch?v=XiCMwuSG3zI&feature=related