その他/【開発チーム】

Last-modified: 2023-02-25 (土) 18:37:01

スクウェア東京開発部(第1開発事業部)

2002年3月28日キングダム ハーツPS2
2002年12月26日キングダム ハーツ ファイナル ミックスPS2

 
旧スクウェアによる開発チーム。
『ファイナルファンタジーVIII(FF8)』(1999年2月11日発売)の開発途中から、水面下で『キングダム』のプロジェクトが進められていった。

ジュピター

2004年11月11日キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズGBA

 
KHシリーズの中で開発を担当したタイトルはGBAの『COM』のみだが、シリーズと関連のあるDSソフト『すばらしきこのせかい』(2007年7月27日発売)も開発している。
ピクロスで有名な会社でもあり、FFピクトロジカなども担当。
『COM』の主要スタッフにはスクエニへ移籍した者もおり、現在もKHシリーズに関わっているスタッフもいる。

スクウェア・エニックス東京開発部

『KHII』チーム

2005年12月22日キングダム ハーツIIPS2
2007年3月29日キングダム ハーツII ファイナル ミックスPS2

 
スクウェアの『KH』開発チームからスタッフが多く続投。
一般的にKHシリーズで「東京チーム」といえば、この『KHII』および『KHIIFM』を開発したチームのことを指す。

スクエニの(アクション要素のある)ゲーム開発の主力であり、KHシリーズ以外にもPSPソフト『ディシディア ファイナルファンタジー(DFF)』シリーズを開発していた。
他にも『ファイナルファンタジーVIIアドベントチルドレン』ではKHシリーズのモーションスタッフが「KINGDOM TEAM」として名を連ねている。
『KHIIFM』の制作後は『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』の開発を行なっていると発表されていた。
しかし『ファイナルファンタジー零式』チームの編入、『ファイナルファンタジーXV』にタイトルを変更後にディレクター交代、さらに新ディレクターの体制の下でスタッフの大規模な再編成が行われており、『KHII』のメインスタッフにはスクエニを退社した者も多いことから、上記の「東京チーム」というものはすでに存在していない。

『コーデッド』チーム

2009年6月3日キングダム ハーツ コーデッド携帯電話

 
『KHII』および『KHIIFM』を担当した開発チームとは別の東京チーム。
モバイルゲームの開発を行う事業部で、ガラケーのシリーズポータルサイト『キングダムハーツモバイル』なども手掛けていた。

ハ・ン・ド

2009年5月30日キングダム ハーツ 358/2 DaysDS
2010年10月7日キングダム ハーツ Re:コーデッドDS

 
DSの2作を開発した。KHシリーズ以外ではチョコボ関連作も担当。
『Re:コーデッド』は開発期間の短さから、大阪チームがヘルプに入ってる。
『Days』は大味なゲームデザインだったが『Re:コーデッド』ではコンパクトながらもシステムの取捨選択が行き届いた内容で評価を得た。その後KHシリーズに関わった事を切っ掛けにスクエニへ移籍した者もいる。

スクウェア・エニックス大阪開発部

2007年3月29日キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズPS2
2010年1月9日キングダム ハーツ バース バイ スリープPSP
2011年1月20日キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックスPSP
2012年3月29日キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]3DS
2013年3月14日キングダム ハーツ HD 1.5 リミックスPS3
2014年10月2日キングダム ハーツ HD 2.5 リミックスPS3
2017年1月12日キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグPS4
2017年3月9日キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックスPS4
2019年1月25日キングダム ハーツIIIPS4/XB1

 
通称大阪チーム。
スクエニ社の機構改革に伴って開発部署の名前がよく変わり、現在は「第一開発事業本部」になっている。
「第一開発事業本部」は大阪にも東京にも開発拠点があり、その大阪拠点がこのチームの現在ということになる。

東京チームが他のプロジェクトに専念する事に代わる形でKHシリーズのソフト開発を担当し、『KHII』以降のシリーズを支えてきた。
そして東京チームが事実上なくなったことやナンバリング作品の開発を担当するようになったことから、現在のKHのメインチームであると言え、さらにはKH専門スタジオであるとも言える。

なお、これらの作品は大阪単独で開発しているというわけではなく、いずれも東京のスタッフが関わっている。『KHIII』の開発は大阪チームをベースに、東京のスタッフと共同での制作(過去のインタビューでは大阪スタッフが8割、東京スタッフが2割とのこと)であると発表されている。
現在の「第一開発事業本部」の中途採用のページによると、シリーズ単位で大阪では主に「ゲームプレイ要素やグラフィックリソースの制作、システム構築」を担当し、東京では主に「カットシーンやキャラアート」を担当しているようだ。

 
シリーズの開発作品数は随一。しかしそれらのソフト…特に『BbS』以降の作品には、主にゲーマー・やり込みプレイヤーから不評な仕様も散見される(「敵に攻撃を与えるタイミングが少ない、敵があまり怯まない」「空中の挙動が硬い」「レベル1プレイ時のゲームバランスが悪い」など)。
シリーズのHD化も担当しているが、『KHII』のHD化や60fps化に関しては不可解なバグや劣化した仕様もある。
 
野村氏は大阪チームについて「初期に動いていた東京のKHチームは異動が激しく移り変わりがあるが、大阪側は基本変わらない布陣なので実質彼らが現存するKHスタッフ」「ものすごく精力的に働き、現在もKHシリーズが続けられるのは彼らあってこそ」と語っていた。ゲーム性についてはKH2.8発売時のファミ通のインタビューにて「マップの構成力に秀でたチーム」と評している。

χの開発・運営

2013年07月18日~キングダム ハーツ キーPC

 
開発はスクウェア・エニックス、制作協力サクセス。

  • ちなみにサクセスはゲーム業界では老舗で、スクウェアやエニックスよりも古くから存在する会社である。

基本プレイ無料のオンライン課金ゲー故に、開発・運営チームの性質もシリーズの他タイトルとは大きく異なり、ゲーム内容や運営への批判は多かった。

Uχの開発・運営

2015年9月3日~キングダム ハーツ アンチェインド キーiOS/Android
2017年3月23日~キングダム ハーツ ユニオン クロスiOS/Android
2020年6月22日~キングダム ハーツ ダーク ロードiOS/Android

 
開発はビットグルーヴ。
KHIIIでもUIデザイン協力をしている。
KHシリーズ以外ではFFオールザブレイベストなどを手掛けている。