南蛮貿易準備編

Last-modified: 2014-05-05 (月) 15:44:02

南蛮貿易とは

 DOLにおける、南蛮貿易とは、通常の交易所で交易するものとは違って、東アジアで行う物々交換の交易のことです。もちろん物によりますが、自分の国籍等に合った南蛮品(南蛮貿易で交換した品々のこと)を運ぶことで、大きな利益を得ることができます。

南蛮貿易は、莫大な利益を得ることができる、といいましたが、それには少々の準備が必要です。そのことについて、ここでは簡単に書こうと思います。

とりあえず必要なもの

  • 東アジアまでの入港許可証(現在実装されている、すべての勅命をこなす必要があります)
  • 取引スキル(ここでは詳しく述べませんが、最低でも一つは取引スキルが必要です。多くあればあるほど有利だと考えてください)
  • 副官船と合わせて積荷を1000以上積める船(水食糧除く。効率が大きく変わってきます。)

街役人への進物

 南蛮貿易をまずやるには、それぞれの文化圏の最初の街(華南→澳門、台湾→淡水、朝鮮→浦項、日本→長崎)で、街役人に進物を行う必要があります。

その進物は、EUから運ぶという手と、東南アジア・インドで現地調達するという手の二つがあります。どちらを取るにせよ、似たようなものを運ぶだけです。

EUから運ぶ場合は、ウイスキー、ジン、アクアビット、りんご酢、羽毛、サフラン、ガラス細工あたりの交易品を運ぶとよいでしょう。船の積載量に応じて、積めるだけ積んでいきましょう。そして、街役人のところへ行き、進物ボタンを押して、必要貢献度が1000か、1000をちょっと超える値だけ渡します。

現地調達の場合は、マラッカ・ジャカルタのニワトリ・アヒルから羽毛を作ります。あるいは、インドのコチンにある小麦からウイスキー等を作ることもできます。そうしたものを船倉いっぱいに作った後、それぞれの街に運びましょう。そのあとの手順はEUから運んだときと同じです。

どちらでやるにせよ、これを終えれば、南蛮貿易の第一歩となる港開きが完了します。

南蛮貿易で知っておいたほうがいいこと

  • 自分が持っている取引スキルによって、やり方が変わる。
    取引スキルは、主に生産で使ったり、高額商品を運ぶときに使うものを中心に持っているでしょう。そういうスキルを持っていると、何かと役に立つことが多いです。ただし、それとは別に、香料取引等を取得しておくと、持ち込みの際に使う交易品を運びやすくなります。私のお勧めは香料取引ですが、外部持ち込み品でも、酒類や香辛料、嗜好品、鉱石、工業品、工芸品など様々なものが使える([正確には]使えるようになる)ので、ご自分がお持ちの取引スキルに合わせた南蛮貿易を行うことができます。
  • 南蛮貿易優遇(船のOPスキル)や南蛮回し(ある南蛮品を他文化圏に持っていき、交換すること)を除けば、1:1の等量交換が最大。
    原則として、外部持ち込み品で交易をおこなう場合、持ち込んだ品の数量以上に、南蛮品を増やすことは、南蛮貿易優遇付の船を使うか、南蛮回しを行うかをしない限り、増えることはありません。なので、外部持ち込み品が燃えたり、ネズミに食われるようであれば何らかの対策を取らないといけません。できれば防火副官がいたほうが好ましいですが、いなくても、主天使のヴェールなどを用いることでなんとかなります。
  • はじめのうちは、ヨーロッパに持ち帰るのが一番利益が多い
    南蛮貿易実装当初は、ヨーロッパ圏以外でも南蛮品は高く売れましたが、現在では色々と調整されて、ヨーロッパ圏に持ち帰るほうが利益が出るようになっています。なので、利益を出したい場合はヨーロッパ圏に持ち帰りましょう。
  • 南蛮貿易は街状態に左右されることがある
    東アジアの各街は、街の状態が通常以外に、様々なものがあります。それらが変化しているときは、定石を踏んだ行動をとっても、うまく交換できなかったりすることがあることを覚えておきましょう。逆に、それを利用して、いつも以上に持ち帰ることができる可能性もあります。そういったことについては、基礎編・応用編で書こうと思います。
  • 文化圏ごとの貢献度
    南蛮貿易では、各文化圏ごとに貢献度というものが設定されています。それが上がれば、次の街の貿易許可が下り、利用できる街が増えることでさらに有利に南蛮貿易をすることができます。例えば、日本の場合、長崎しか最初は許可がありませんが、貢献度が5000になれば堺の許可が下ります。そうすると、長崎が不景気で使えないときなど、堺に回避したりすることができますし、堺で交換した日本刀や日本画を台湾に持っていき、交換したりすることもできるようになります。

以上で南蛮貿易準備編は終わりです。次回、また南蛮貿易基礎編と応用編を書ければ書こうと思います。