今後の方針
今後の方針を決めるにあたり、現状をまとめようと思います
- 現状まとめ
- 今後の方針
大量の着手金を考慮すると、有人関連依頼を優先してこなしたいと思いますが
月フライバイなどはSecond Generation Capsulesなどの技術が必要のようです
これを月まで運搬するロケットも必要ですが、一方EG開発はさぼっていたので開発必要です
技術開発にはサイエンスも必要なので、観測機器やそれを支える電源や通信網も開発します
ここから今後の方針を下記にしようと思います
1.有人関連依頼を受注し、大量の着手金(450万)で設備を増強
2.現状実施可能な依頼をこなしつつ、150t射場用ロケットに必要な技術開発
3.新型ロケットで可能な依頼をこなしつつ、有人月フライバイに必要な技術開発を進める
※技術開発に必要なサイエンスを回収する為必要に応じて探査機を飛ばす
これに従って、今後の宇宙開発を進めていきます
150t級新型ロケット
- 要求仕様
取り急ぎEG関連技術を開発しました。これを使ってロケットを開発します
主な想定用途は下記です
・月着陸機を月軌道まで運搬できること
・金星、火星のフライバイ探査機をそれぞれの遷移軌道に運搬できること
・静止軌道その他の地球高エネルギ軌道に自在に投入できること
※有人月フライバイはLEO7t弱くらい必要そうなので、今回は考慮しないことにします
設計の制約は
・最大重量は150t
・クラスタリングはEGに十分な信頼性があることを前提に採用可
・アッパーステージは再着火可能なEGを使い、アビオニクスはDeep Spaceを使う
・EGの陣営は気にしない
です - 設計結果
上記制約条件で設計した機体がこちらです。LV02Aと命名します
・全備重量 :147.147kg
・打ち上げ能力 :LEO 4000kg
・ブースター :RD-107-8D74K×2基
・1段目EG :RD-108-8D75K
・2段目EG :RD-109-8D711
改めて見返すと、EG選定がボストークそのものになっています
https://en.wikipedia.org/wiki/Vostok_(rocket_family)
アップグレードで99.9%まで向上したため信頼性は十分と判断しました
また今後の拡張性を考慮し、1段目の燃料タンクは径を1.8m→2.5mに拡大しています
当初は1段目をいわゆるアスパラ構成にする予定でしたが
MechJebの自動打ち上げがアスパラの自動ステージングに対応していない為、今の形にしています
・重量 :3923kg
・打ち上げ能力 :月周回軌道 640kg※LV02Aと合わせて使用時
・EG :S1.5400
打ち上げ(ツンドラ軌道投入)
- ※ツンドラ軌道とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E8%BB%8C%E9%81%93
24h周期の対地同期の楕円軌道らしいです(fromWikipedia) - ペイロード
完成したロケットで早速打ち上げ実施します。今回は依頼の中ですぐ実施可能なツンドラ軌道投入が目的です
今回のペイロードです。衛星を2基積んでいますが、上側の1基はLEOで分離し
もう1基をツンドラ軌道に投入します
それぞれIRセンサーとPerturbation(摂動)観測機を搭載しており、サイエンス収集も平行して行います - 打ち上げ(~軌道投入)
打ち上げ実施します。今回は依頼により投入軌道面が指定されているので
MechJeb_Ascent Guidanceの下部オプションのLaunch to LANで、投入軌道面の角度を記入します
今回は0で予定の軌道面に乗れますが、角度をどう決めているのかはまだ理解できていないです。。。
軌道傾斜角も-63.4°に指定して、打ち上げ開始です
今回もMechJebにお任せです
ブースター分離し、1段目EGでそのまま加速続行です。分離用モーターはあってもよかったかも
フェアリングも分離します
1段目燃焼終了後、2段目アレッジモーター→2段目EG点火します。オーロラも出てきれいです
今回ほぼ極軌道なので、残念ながら2段目まででは軌道投入までΔVが100m/sほど不足します
3段目に少し手伝ってもらい軌道投入します
軌道投入が確認できたら、早速LEO用の観測衛星を分離→観測開始します - ツンドラ軌道投入(+α)
軌道面は打ち上げ時点で一致しているので、マニューバーでAP指定します
マニューバ実行します。今更F2を押すと各種インジゲーターが非表示になることに気づきました
日の入りです。こうしてみるとこの環境グラフィックきれいです
次にアポジキックのマニューバを設定します
3段目はAP近くで分離後、RCS操作で地球に再突入してもらいます(EG再点火の予定が故障の為です)
衛星本体でアポジキック実行します
無事予定軌道に乗れました。これで無事ツンドラ軌道投入の依頼達成です
…ですがIRセンサーと摂動観測機の効率最大化の為には、PEも高高度になっているのが都合がいいです
依頼も達成できたのでさらにアポジキックでPEを36000kmまで上げます
衛星本体のEG残り2セット+RCSで軌道変更し、本当の目標軌道に投入できました
観測開始してミッション完了です
まとめ
今回の打ち上げ一覧です。太字が記載ミッションです
フライト通し番号 | 目的 | 機体 | 打ち上げ日 |
33 | 月インパクタ(3回目) | LV01B 08 | 1959/4/27 |
34 | 有人機体ランデブー | LV01BC 02 | 1959/6/8 |
35 | ツンドラ軌道(+α)投入 | LV02A 01 | 1959/9/3 |
36 | 有人機体1.5日軌道滞在 | LV01BC 03 | 1959/9/30 |
新形ロケットのLV02Aも完成したので、次は月面着陸にチャレンジしようと思います