軌道投入ミッション
今回の飛行で実施するミッションは下の2つとします
(ミッションコントロールセンターを2段階アップグレードしたおかげで同時受注数が5まで増えました)
※2枚目は達成後に撮影してます
2つのミッションの条件を合算すると
- 軌道投入し、最低2分間安定した軌道に留まる
- PE150km以上
- 軌道傾斜角85~95°(つまり極軌道)
です
今回の衛星ですが、ロケット2段目にそのまま人工衛星になってもらいます
折角なのでサイエンス回収のためにIon Mass Spectrometerを搭載します
収集に2hかかるので、電源を2段目のアビオニクスに5h分ほど(3000)積みこみます
これで機体のΔVは10500m/sほど 極軌道の打ち上げでは大体ΔV10000/sほど必要なので
フライトプランは成立すると判断してミッションGoします
打ち上げ
機体を140日ほどかけて製造後、発射台に移動します
今回ロールアウトに6日かかりました。だんだんロールアウトの時間が無視できなくなってきました
今回のロケットは1段目、2段目共に点火回数は1回で、かつスロットリングもできません
その為通常のKSPでよくやる、遠点高度をある程度上げて遠点で再加速して軌道投入
という打ち上げプロファイルは使えません
打ち上げ方を工夫して遠点での再噴射をやらなくても軌道投入できる様に打ち上げることになります
その為打ち上げ方の一例が(理想通りには行きませんでしたが)下記となります
※本番で撮影したスクショでは打ち上げプロファイルを説明しきれないため、シミュレーションの絵で代用させて頂きます
EG点火後、出力が上がってきたらリフトオフ
速度が50m/s程度になるまで垂直に上昇します
機体速度が50/sを超えたら、少しずつ北に傾けていきます。自転速度キャンセルの為、多少西にも傾けます
機首の方向と進行方向がずれ過ぎると機体が空転して打ち上げ失敗となるので
重力ターンになるだけ逆らわない様に慎重に傾けます
それにしても機体が倒れやすいので(2敗)、次のフライトからは機体底部にフィンをつけることにします
MaxQ突破。無理な操作をするとまだまだ倒れやすいので慎重に操作します
高度50km程度になると機体が空転しなくなるので、本格的に軌道を調整します
軌道傾斜角も90°を通り過ぎているので戻していきます
APも120kmくらいになっているので、後は水平加速でもAP伸びていきます
APまでの時間も2分を大きく超えてしまっているので、やや下向きに加速します
1段目燃焼終了時点で、AP170km、APまでの時間140秒ほどになりました
打ち上げ序盤で、もう少し早く機体を傾けると逆向き加速しなくていいのかも。今後の課題です
しばらく慣性飛行してAPまで90秒程度まで近づくまで待ちます
1段目分離後、アレッジモーター→2段目EGに点火し、引き続き加速します
APまでの時間が徐々に10秒程度になる様に機体の傾きを微調整します
軌道速度が7000m/sになるまでには、APまでの時間が10秒程度になる様にします
※ここだけ本番のスクショです
無事軌道投入完了! 第1話の観測用ロケットから始めて、やっと軌道に乗れました
残ΔVは783m/s → 消費ΔVは9700m/s程度でした
投入成功後、KSCに戻ると所持金が3万→25万に増えました
複数依頼を1回の打ち上げで終わらせると利幅も大でおいしいです
今後も狙えるなら積極的に狙っていきたいです
これでこの日記の目標はクリアになりますが、今後もぼちぼち進めていこうと思います