チキチキ航空機選手権で始まった速度部門有人機部門は投稿がなく、
お役御免の搭乗員たちは自室へ籠って菓子を貪った。
しかし、そのままくすぶっているような俺達じゃあない。
席さえあれば菓子次第でなんでも乗ってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、
俺達、特攻野郎Kチーム!
唯一なら最速だ! と投稿。
機体紹介と外部シート
これが使用する航空機。 テーマは一人でも最強、……ではなく最小最速。 見ての通り、有人コマンドポッドはなし。
上下に1つずつ外部シートを備え、更に補助として実は無人ポッドを1つ挟んでいる。
言うまでもないが、外部シートには緑を初期搭載することができない。
大会ページのコメント欄でも議論があったように、これは記録計測に支障を来たしかねないのか?
実際に試したところ、経過時間の実測ではなくKSP側のタイマーで測る分には平気らしい。
まずは特攻野郎号を飛行場に引っ張り出す。 無人ポッドがあるからこの状態でも操作はできる。
軽くSASで前部を持ち上げ、タイヤにブレーキをかけ(Bキーではなく画面上部アイコンをクリック)放置。
二人乗りビーグルで接近。 この辺りの手筈はKSC発で外部シートを利用する方にはお馴染みかもしれない。
Jeb、狂気の下部座席に着席。 搭乗員が増えても左上のタイマーは始動しない。
機体を持ち上げてもタイマーは進まない。 いくらか試したところ、どうも一定速度で機体が動かない限り進まないらしい。
ブレーキをしながらエンジンを噴射してもタイマーは進まないし、逆に自力ではなく重力で動いてもタイマーは進む、らしい。
勿論、普通に発進すればその時点でタイマーはカウントを始める。 この先も特に変な動きはなかった。
つまり、普通に外部座席を使う分には平気。
特攻野郎号発進
上部のBillと下部のJebはそれぞれパラシュートの格納と旗立てを担当。
ちなみに0.25から航空機用のギアの重量が修正、0.005tへ軽量化した代わりに重さ無視が消えたような気がする。
奇怪な構造をしているが、これが中々速い。 45°上昇で高度3000mを目指す。
搭乗員がむき出しのまま音速を超える。 やはりある程度高い方が速度は伸びる。
旧飛行場到着
着陸静止。 200m/sを超える状態からパラシュートで急減速したものの、BillもJebも無事なようだ。
どうやら地面や他の機体と接触しない限り、どれだけGが加わってもシートから放り出されることはないらしい。
十分に機体を傾けてからJebが席を離れ、旗を立てる。 輸送部門のように、敷地内ならどこでもいいのだろうか?
帰宅
帰りも特に悩むことなくKSC上空へ。 パラシュートが使えるためどこでも着陸できるのは嬉しい。
なんとなくヘリポートを目指すことに。
着陸。 減速性能にもよるが、パラシュートの展開高度を低くすることで着陸時間を減らせるかもしれない。
この状態ではまだパラシュートを格納していないため、Billを働かせる。
全作業終了、計測タイムは5:07。 旗立に手間取ったものの、結構速い気がする。 挑戦者求む!
終わり
速度を求めるなら速度/無人機部門、着陸するなら輸送部門、と微妙に魅力のない速度/有人機部門。
しかしぴょこぴょこ動く緑の姿は見ているだけで癒されるものがあるような、ないような……。
パラシュートが使えるというだけでもペイロード運びとは一風変わったミッションになる。
ぜひ挑戦してみてほしい。
コメント
- は、早い…普通に有人コックピットと10基のエンジンで対抗機を試しましたが5分半くらいかかります・・・ほんと早いですね -- aki_miyabi? 2014-10-18 (土) 17:44:41