通信網整備/通信強度100%ネットワーク

Last-modified: 2020-10-10 (土) 21:57:58

遠距離に行けば行くほど下がっていく信号強度
どれだけ強力な中継衛星を投入すれば、最果ての地イーローでも信号強度100%が維持できるかに挑んだ。


何をしたかったのか

遠距離まで探査に赴くと、トラッキングセンターがLV3でも信号強度は大きく下がる。

カービンの周回軌道の太陽からの距離は約11GM(ギガメートル、1100万キロメートル)
最果ての地イーローは楕円軌道で、太陽から最も遠い地点の距離は116GM
両者が最も離れるのは太陽を挟んで反対側に位置するときで、その距離は127GM ここではキリよく128GMとして扱う。
この距離で信号強度の低下を防ぎ、超遠距離でも信号強度100%を維持するには、
 1案 小刻みに中継衛星を配置していく
 2案 極端に大きな信号強度で通信する
どちらかの方法がある。

最初に1案を試してみた

スペックからして使用する中継アンテナは RA-100 リレーアンテナ 0.65トン 出力100G に決まっているので、
あとは搭載する数だけで信号出力が決まる。
いかに小刻みといっても手間と時間には限度があるので、中継衛星にはある程度の出力を持っていてもらいたい
今回はとりあえず32個搭載したものを用意してみた。

32-2.png

ある程度の物理的な干渉にはおおらかなKSPの世界だが、これはやりすぎたようだ
いくら試しても発射台に載せた途端に分解して大爆発してしまう

32-2-2.jpg

しばらく試行錯誤が続く。

いくつかタイプを試しても、あまりにもコンパクトに重ねて詰め込みすぎたら発射台で爆発するか、デカプラーで下段を切り離した衝撃などで大爆発してしまった

32-1.jpg
32-1-1.jpg

幾度かの試行錯誤の結果、このぐらいの詰め込み具合ならば、爆発しないことがわかってきた

orbit32.jpg

アンテナ4個に見えるが、それぞれが8個固まっているので、合計32個積んでいる。
あとはこれを、各惑星の軌道に複数個投入していく。

惑星の位置から120度の位置の太陽軌道、240度の位置の太陽軌道、惑星そのものの位置の、合計3箇所配置することとした。
惑星そのものの位置に配置する衛星は惑星の影にならないように、これまた120度ずつずらして3個配置した

1基ずつ打ち上げるのは手間でしょうがなかったので、4基ずつまとめて打ち上げて都合のいい場所で母機から切り離すようにした

orbit32-4.jpg

惑星の重力圏での配置はこんなかんじ。
衛星を配置するときは、厳密に公転時間を1/3にして1秒単位で配置するのだが、
それでも配置してから何年も経過するとこのようにある程度ずれてきてしまう
これをもとの位相に戻すのがまた一苦労なのも、この1案のデメリットだと思う

120.jpg

相当数を打ち上げた
それなりに形になってきた。これはジュールの衛星ボップからの信号強度の記録
いくつかを中継して、信号強度100%が維持されていることがわかる

100.jpg

それなりに上手く機能し始めたのだが、最果ての地イーローに行かないうちに、衛星の数がむちゃくちゃ多くなってきたし
今ひとつトラッキングセンターの見栄えが美しくない

この1案は8分咲きぐらいで放棄されてしまった

net2.jpg

通信先がありすぎて、ネットワーク画面が美しくなくなってしまった

今は2案の実現に向けて、機体を設計中です

主な使用MOD

MechJeb2

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