PleioneEngine
Last-modified: 2025-11-02 (日) 12:40:30
Pleione Engine【ぷれいおーねえんじん】
- マビノギの根幹をなす3Dゲームエンジン。
当時3D技術を持たなかったdevCATがマビノギを開発することができたのはこのエンジンに拠るところが大きいとされる。
革新的な機能を持ち、軽くて仕様が少ないのに使いやすいという優れたエンジンだったが、一方で当時はパソコンのスペックの過渡期にあったためマルチコアに非対応であったり、GPUへの依存度が低い代わりにCPUの負荷が高いなど、次第に実情にそぐわなくなり、少なくない問題点を抱えることにもつながった。
この点は徐々に改善され、64ビットクライアントを導入したり、マルチコアに対応したり、テクスチャローディング方式の変更などで対応していった。
- もともとはdevCATの社長のお友達が家で遊びながら作ったエンジンだとか。これを買い取って開発してできたのがマビノギというのだから驚きである。
devCATの社長も名の知れた開発者だが、このお友達はのちに大人気シリーズ「キングダムアンダーファイア」の開発も手掛けてたりする。
- Pleioneとは蘭の一種で、細くて長い花弁が特徴。紫やピンクのものが多くみられる。また、その語源となったギリシャ神話の女神プレーイオネーにもちなむ。
- 余談だが女神プレーイオネーは7人の娘達、通称プレイアデスと呼ばれる女神達の母となった。これは天体のプレイアデス星団の語源である。同様にマビノギには少なくないスピンオフがあることを考えると、これになぞらえて「オンラインゲーム界の女神」となることを期待されてつけられていたのかも…?
- 初期にはクライアント起動時、画面右下に「PleioneEngineを初期化中」のパネルが表示されていたが、あまりなじみのない名称のせいか、日本では長らく「プレイネオエンジン」と誤記されていた。ゲーム情報サイトなどではたまにPlayOne(プレイワン)エンジンと表記されることもあった。
Unreal Engineへの移行
- マビノギが20周年を迎えたということは当然Plaione Engineも20年ものの開発エンジンである。そのため現状のパソコン環境とのギャップが大きくなり、今後を考えると開発のボトルネックとなりつつあると判断され、描画エンジンをUnreal Engine(アンリアルエンジン)へと移行し、「マビノギ2を作るつもりで」グラフィックの大刷新を行うことを決定した。これがマビノギエタニティプロジェクトである。