ここではデュエプレ版のカードに記載された背景ストーリーの内、第一六弾~第二十弾までに記述された内容を記す。
メディア的にはこの弾で切札勝太に主人公が交代しており、背景ストーリーの作風にも少なからず変化が生じている。
*DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」
紙版ではDMR-01~DMR-02に該当。
「新しい世界へ行こう!合言葉はゴーオン!」
――ゴーオン・ピッピー
戦いの始まり
ラスト・ストームXXの活躍により、超獣世界には平和が訪れた。しかし、超次元の穴の奥から更なる存在が侵攻を開始していた。
ある日、《熱血ボス!バルス・カイザー》は「Z一族は自分たちが操っていた」と語る異形者の襲撃を受けた。
目が無く、大きな口を持つ異世界からの侵略者。超獣世界の住人の目には、パンドラ・スペースの住人達は異形の存在に見えた。
エイリアンの兵達は、王の命を忠実に遂行する。
力を与えたZが敗北したことをみかねて、エイリアンの本隊がついに動き出した。
押し寄せるエイリアンの侵攻に、超獣世界のクリーチャーはただ傷つけられていった。
エイリアン達は、世界の記憶を模倣し自らの力とする。
文明に残る記憶から力を取り込むエイリアンの力によって、超獣世界の強者も次々と敗れていった。
「強者の記憶に新たな強敵。素晴らしい、この世界に来た甲斐があるというものだ。」
――時空のセブ・ランサー
「この記憶の力は面白い。今度はこちらも試してみようか。」
――時空のガガ・シリウス
光の力がパンドラの戦士を栄光の王《聖隷王ガガ・アルカディアス》へと変えた!
エイリアンの中には、文明の記憶ではなく文明の力そのものを引き出す存在もいた。
エイリアンの超次元を扱う技術は、超獣世界を凌駕する。
エイリアンは超次元より軍勢を呼び出し、あらゆる所から超獣世界へと侵攻していった。
「パンドラの力を信じ、心を鬼として闘うのだ!我らの父は心を痛めていらっしゃる。」
――光鬼ガガ・ペトローバ
反撃の開始
エイリアンによって負った傷は熱を帯び、光を発し始めた。傷を負った者達は、自らをハンターと呼びエイリアンへの反撃を開始した。
ハンター達は、エイリアンを迎え撃つべくギャラクシー・ファルコンを建城した。
《反撃の城 ギャラクシー・ファルコン》ハンター達の、反撃の象徴。
《パンドラ城 デス・ファントム》エイリアン達の、権威の象徴。
「僕たちが、つまり希望そのものだったんだ!」
――フレフレ・ピッピー
パンドラの王に命じられ、処刑人が超獣世界に降りる。
《エイリアン・ファーザー》からの命を受け、任務を果たす。それがパンドラの処刑人、ガロウズの役目だ。
「こんなもんかい?どいつもこいつもヌルい温泉みたいだねぇ。」
――ガロウズ・セブ・カイザー
前線を切り開く《ハイドラ・ギルザウルス》と、後方支援に長けた《ザビ・リゲル》。
熱さと冷静さを備えた二人組は、《ガロウズ・セブ・カイザー》との連携でその力を最大限に発揮する。
「覚醒リンク!邪眼の力に並ぶほどの力をこの目で見られるとは!超次元の導きに感謝しなければなりません。」
――復活の祈祷師ザビ・ミラ
選ばれし三体が「地獄の断頭台」に集まる時、真の処刑人が姿を現す。
「地獄の断頭台」より生まれし悪魔の竜、それが《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》!
選ばれしエイリアンは、さらに優れた覚醒の力を手にした。それこそが覚醒リンクと呼ばれる巨大な力である。
エイリアンの前線基地をなんとか制圧した《ガイアール・カイザー》達。
覚醒リンクの制御装置を見つけた彼らは、更なる力を得るために決死の挑戦を繰り返す。
ハンター達は最期の瞬間まで諦めない。
新たな時代を切り開く赤き竜!それがガイアール!
ハンター達を導く勝利の王が、今ここに現れる!
《激竜王ガイアール・オウドラゴン》激竜王の咆哮に、優勢だったエイリアンたちが恐れ戦く。
「いいねぇ!俺はこういう熱い勝負がしたかったんだよ!」
――ガロウズ・セブ・カイザー
パンドラへの突入
激竜王の活躍により、エイリアンの侵攻を食い止めたハンター達は、エイリアンの本拠地であるパンドラ・スペースへハンター5戦士を送り出す事を決めた。
《光器シャン・ベル》、《アクア・ジェット》、《狼虎サンダー・ブレード》、《永遠のリュウセイ・カイザー》、《若頭 鬼流院 刃》。各文明から集められた精鋭は、ハンター5戦士と呼ばれた。
「ヴォルグ、ティーガー!俺がいない間、闇文明の防衛は任せた!」
――狼虎サンダー・ブレード
「憎きエイリアンの若い女が、俺を見るなり攻撃を仕掛けてきた。俺はそいつを始末しようと氷結弾をぶっ放したが、それをかわして逃げていったんだ。」
――氷結カッチ・コチーン
シャン・ベルら5戦士は瀕死のエイリアンに接触した。そのエイリアンは自らを《マザー・エイリアン》と名乗り、消え入る声で言った。「民に危険が・・・」と。
「今にも逝っちまいそうなマザー・エイリアンは女王らしい。「アンノウン」という奴に娘共々暗殺されそうになったのを何とか逃げたとか。たとえ敵でも、助けもせずに見過ごすことはできねぇぜ。オレって男はな。」
――若頭 鬼流院 刃
「姫をアンノウンから守ればいいんだな?わかった、俺に任せろ!リーブイットトゥーミー!」
――永遠のリュウセイ・カイザー
「王よ!彼奴らは姫を攫うだけでは飽き足らず、命まで奪ったのです。必ず代償を支払わせねばなりません!」
――リヒャルト
「少し前からお父様に近づいてきたリヒャルトという者、何やら怪しいのう・・・。」
――永遠のプリンプリン
「お主、リュウセイ・カイザーというのか。見たところこの世界の住人のようじゃな。よし、リュウセイ!この世界を案内するのじゃ!」
――永遠のプリンプリン
*DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」
紙ではDMR-03~DMR-04に該当
争いの黒幕
《光神龍オメガ・アルティメット》はギャラクシー・ファルコンの甲板<リベンジ・スタンド>より、犠牲になった仲間を思いながら、激しい戦地へ飛び立った。遠くに燃えるフィオナの森が見える・・・。
エイリアンに襲われた者達は、リベンジを誓い立ち上がった。その戦士達はハンターと呼ばれ、強力な戦闘力を誇った。
「戦況は厳しい。だが、我が一族を代表し、パンドラ・スペースに向かった、アクア・ジェットの成果を信じ、今は耐えるのだ!いくぞ!ダンプティ!!」
――アクア・ハンプティ
「私が仕える悲しみの王に、天上の地より「アンノウン」という使者が参りました。彼は我々に有益な情報をもたらす味方なのです。」
――秘護精ディス・アルニラム
「王から授かった使命。それは地上を壊滅させることカニ。今や王を支えるあの方も、声高にそうおっしゃっているカニ!」
――霊騎ガガ・キャンサール
エイリアンの優秀な戦士達は、ただ一人で戦況を変えてしまうほどの強さを持っていた。《超電磁コスモ・セブ Λ》もその一人だった。
ハンターであるガイアールと、エイリアンであるガロウズ。両者には死闘を通じて、立場を超えた友情が芽生えていた。
未知なる存在、アンノウンは超獣世界とパンドラ・スペースを支配すべく、様々な手を打っていた。
「そのうち全ては我々のもの・・・。フフフ。」
――偽りの名 ゾルゲ
女王と姫を捕らえることで、ハンターとエイリアンがいがみ合うように仕向ける。これがリヒャルトこと「扇動のアンノウン」ゾルゲの策略だったのだ。
「貴方がプリン様ですか!探していた姫をとうとう見つけた、ディスカバリー!」
――流星のフォーエバー・カイザー
ゾルゲに姫を傷つけられた怒りによって、覚醒リンクを果たしたリュウセイ。《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》となった彼は、怒りの炎でゾルゲを焼き尽くした。
「俺達は姫を守るために、ゾルゲと戦わねばならぬ!」
――流星のフォーエバー・カイザー
「扇動のアンノウン」ゾルゲを一瞬で焼き尽くした星龍王は、両陣営に忍び寄る脅威を伝えるため、パンドラ・スペースへと急行した。
「これ以上アンノウンの好きにはさせぬ!ハンターとエイリアンは手を取り合うのだ!」
最終決戦
「衝撃の事実!僕達ハンターとエイリアンの戦いは仕組まれていたんだッピ!」
――カモン・ピッピー
「私達はリヒャルト様にそそのかされてハンター共と戦っていたってコト!?ほんとサイアクなんだけど!」
――葬爪人形 ザビ・カペラ
「今こそが、エイリアンとハンターで手を取り合う新時代だ。」
――躍動するジオ・ホーン
アンノウン達の野望を阻止したハンター5戦士とガロウズ達は和平の宴が行われるパンドラ城に集結した。
宴では、双子の王子の誕生についても発表され、皆が「新たな希望の光」を祝福した。
「無様な失態、所詮ゾルゲはその程度だったのだ。計画にないシナリオではあるが、パンドラ・スペースに星を落とし、爆破する作戦を実行する。」
――偽りの名 13
希望の双子をはじめとした民たちを逃がした王と女王は、崩壊していくパンドラ・スペースでパンドラのコアを残すことに最後の力を費やした。
王と女王は落ちてくる星をパンドラの力で受け止め、双子と民をクリーチャー世界へ逃がした。そして、パンドラ・スペースは壊滅した。
「アンノウン、ここまで好き放題してくれてた分を返さないとだねえ・・・!」
――ガロウズ・極楽・カイザー
「シルバー・ヴォルグ!準備はいいか!」「いつでもいけるぞ!プロト・ガイアール!」
――プロト・ガイアール&シルバー・ヴォルグ
「アンノウン共、これ以上の勝手は許しておけねえ!」
――撃墜王ガイアール・キラードラゴン
「演偽のアンノウン」スネークに狙われた者は、その分身達の一糸乱れぬ統率によって殲滅させられる。
無数の分身と共に襲い来る「演偽のアンノウン」スネーク。しかし、《猛虎ライガー・ブレード》と《豪遊!セイント・シャン・メリー》の連携によって、分身もろとも残さず一掃された。
幾度とない闘いを経験したサンダー・ブレード。成長した彼は、超獣世界に伝わる「原初の悪魔」の名を借りライガー・ブレードと名乗った。
漆黒の雷が鳴り響く。それは闇の凶獣が2体、地に降り立つ合図だ。
「元凶たる者達、アンノウンよ!俺は絶対にお前達を許さぬ!」
――雷獣ヴォルグ・ティーガー
「ハンターも、エイリアンも、我らにとってはただのゴミと同じだ・・・。」
――偽りの名 イーサン
破壊作戦をもくろむイーサンに対し、アクア三兄弟は撃退を試みる!
「地均しのアンノウン」イーサンの、パンドラ・スペースの全クリーチャー破壊作戦は、アクア三兄弟の必殺フォーメーション「ジェット・カスケード・アタック」によって阻止された。
説明しよう!ジェット・カスケード・アタックとは、アクア三兄弟の心がひとつになった時に可能となる超弩級合身なのだ!!
はぐれ者となったハンターや、孤立したエイリアンを捕まえては生体実験を行っていた「謀略のアンノウン」ボーン。二つの世界の平和を乱すボーンに、シャチホコ・カイザーが立ち向かう。
襲い来る「謀略のアンノウン」ボーンに対して、シャチホコ・カイザーが応戦する。ボーンの力はあまりに強大だが、シャチホコ・カイザーにはとっておきの秘策があった。
シャチホコ・カイザーの秘策、それは天と意思と深淵の力を備えた伝説の黄金の龍を復活させる事だった。
「今こそ、黄金の龍を呼び覚ますのデスマス!」
――天下統一シャチホコ・カイザー
《レッド・ABYTHEN・カイザー》燃え盛る深淵の力を持つ龍は、その炎で世界を焼き尽くす。
《ブラック・WILLOW・カイザー》漆黒の意思の力を持つ龍は、その闇で世界を識る。
《ホワイト・TENMTH・カイザー》輝く天の力を持つ龍は、その光で世界を照らす。
《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》伝説の黄金の龍は「謀略のアンノウン」ボーンを跡形もなく消し去った。
ハンターとエイリアンは、姫の下で一丸となり強敵に立ち向かう。その先にある勝利を信じて。
パンドラ最大の危機に、最強のサイキック・スーパー・クリーチャーが誕生する。
「父と母の遺志を守りたい」その想いにリュウセイ・カイザーが応える。
「我らは栄えある未来のために戦うのじゃ!わらわのかわいい弟達のためにも、ここでやられるわけにいかんのじゃ!ゆくぞ、リュウセイ!ガイアール!」
――勝利のプリンプリン
「王女プリンは無念の亡き父・母の遺志、そして世界を命がけで守ろうとしている!我はその思いに賛同し、最後まで戦うのだ!!」
――勝利のリュウセイ・カイザー
「例えこの剣が折れようとも、私達は勝つ!さあ、行きましょう!姫!」「リュウセイも暑苦しいが、お主も大概じゃな・・・」
――勝利のガイアール・カイザー&勝利のプリンプリン
「姫!肩を並べて戦えるとは身に余る光栄、グローリー!」「近い近い!ちと離れるのじゃ!」
――勝利のリュウセイ・カイザー&勝利のプリンプリン
「アンノウンめ!必ず滅する!!オレこそが唯一、最強のドラゴンなりー!!!」
――唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
王と女王の仇を討つため、パンドラの力はもう1体のサイキック・スーパー・クリーチャーを誕生させた!
「王と女王は土俵際でも諦めなかった。俺達が諦めちまったら、お二人に顔向けができないぜ!」
――激相撲!ツッパリキシ
「ならば俺も奥の手を出すしかないな ・・・。まさかアンノウンがここまでやるとはねえ!」
――激沸騰!オンセン・ガロウズ
絶対絶命!最凶最悪!!地獄のドラゴン《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》が今、咆哮する!!!
希望をつなぐ為に
「虚無のアンノウン」シャーロック。ゼロに最も近いと言われるその力は超次元の力をゼロ化し、覚醒リンクを断ち切った。
シャーロックは覚醒リンクを断ち切ると、ガイアール・カイザーへ一撃を放つ。それによってガイアールの魂は異世界へと吹き飛ばされてしまったのだった。
シャーロックに覚醒リンクを断ち切られ、絶体絶命のリュウセイ。だが、プリンプリンが奇跡を起こし、リュウセイはすべての可能性を集めた存在、リュウセイ・ザ・ファイナルとなった。
リュウセイ・ザ・ファイナルの一撃によって致命傷を負ったシャーロック。最後のあがきとして繰り出されたシャーロックの攻撃からリュウセイを守ったのは、ガロウズであった。
見事シャーロックを打ち倒したリュウセイ。だが、すべての可能性を重ね持った代償はあまりにも大きかった。リュウセイ・ザ・ファイナルからリュウセイに戻るとすべての記憶を失ってしまっていた。
「俺らはパンドラの力により融合された5人の希望の守り手だ。双子を守ることが、生まれたときからの使命なんだ!」
――希望の守り手クラップ
「パンドラ・スペースは壊滅し、アンノウンは我々を支配しようとしている。この無念、必ずや希望の双子がはらしてくれるはずだ!」
――希望の守り手シウバ
「双子達が成長し、アンノウンを討つまで、我々が命がけで守り続ける!」
ペッパー達はクリーチャー世界に身を潜め、小さき希望を育む決心をした。
「俺は希望の双子、鬼丸!アニキの修羅丸と共に、これから戦っていくぜ!」
――問答無用だ!鬼丸ボーイ
ハンター・エイリアン連合軍とアンノウンの激戦の中、守り手たちは希望を残すべく、鬼丸と修羅丸を次元の穴へと放り込んだ
次元の穴に吸い込まれた希望の双子、鬼丸と修羅丸は超獣世界にたどり着くや否や、離れ離れとなってしまった。
パンドラ・スペースを失い、リュウセイとも離れ離れになったプリンプリンは、希望の双子を探して超獣世界を彷徨う事となった。
「アンノイズも「三角錐の結晶」を埋め込まれる前は、普通のクリーチャーだったんだ。」
――電脳聖者タージマル
オリジンの歌姫の亡骸がトライストーンに侵されかけた時、進化の力で助けたのは仇敵であるラムーンであった。
アンノウンたちは、オリジンの力を超獣世界の侵略に利用しようとしていた。
DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」
紙ではDMR-05~DMR-06に該当
真の黒幕
パンドラスペースの消失と、覚醒獣の衰退によって、アンノウンへの対抗手段は減っていったが、ファンクたち5人は親衛隊を結成し「双子」を守り抜こうと約束した。しかし・・・
希望の双子達は離れ離れとなってしまった後、鬼丸は希望の親衛隊によって保護された。しかし兄の修羅丸は、既にアンノウンによって囚われてしまっていた。
5人の親衛隊は、双子のひとりを失った後も鬼丸を守り続けた。しかしシウバ、そしてペッパーが次々にアンノウン側へと寝返ってしまった。
双子の片割れはアンノウンにさらわれてしまったが、まだ鬼丸という希望は残されている。
ラプソディたち3人は、鬼丸だけは最後まで守り抜こうと誓った。黄金に光り輝く未来のために。
侵略を進めるアンノウンの手下は「アンノイズ」と呼ばれた。
ゴールデン・エイジの一員だった《ハッチャキ》は、オレワレオによってトライストーンを埋め込まれ、アンノイズとなってしまった。
アンノイズは大きく分けて3種類いる。クリーチャーたちを監視するもの、クリーチャーへの攻撃を続けるもの、そしてひたすらアンノウンに尽くすもの。
リヴァイアサンは、アンノウン側に付いた。《偽りの名 イージス》はその巨体で、歯向かう者を容赦なく飲み込んでいった。
グレートメカオーはアンノウン側に付いたが、中にはそれを良しとしない者もいた。
アンノウンの手によって、次々とアンノイズにされていくワイルド・ベジ―ズ達。彼らのピンチを救うべく、女王が立ち上がった。
「アンノウンがナンボのモンじゃ!」
――流離の頭目 鬼流院 刃
「姫様」の目覚めが近い、そんな噂がドリームメイト達の間で駆け巡った。こうしてはいられないと、ヒッポポさんも戦場へと飛び出した。無論、寝たままではあるが。
「近い未来にはゼロの世界!支配の勢い、止まらない!ゼニスは巨大で偉大な存在、お前らの願い叶わない!」
「ヤバスギルなんて飾り立てる、お前のスケールたかが知れる!俺らのソウルに勝てると言うなら、見せてみろ更なるスキル!」
「ダンチガイ?それは勘違い!片腹痛いぜ青二才!格の違いを見せてやろうかい、ギアを上げるぜ二段階!」
「俺達ドラゴンゾンビ!もちろんみんなご存知!つかんで離さぬ勝利!」
《黒神龍ダンチガイ・ファンキガイ》と《偽りの名 ヤバスギル・スキル》の壮絶なバトルの結果は、まさかの引き分け。両者納得のいかない表情で始まった延長戦は、一晩中続いた。
延長戦の中、傍観していたアンノイズ達も彼らの言葉でライムを刻み始めた。音楽の前では言葉の違いなど些細な問題に過ぎない。
二体のフロウに、その場にいた全ドラゴン・ゾンビが熱狂した。
「今から始まる激しいバトル!オレは観客、ココロオドル!」
「外がうるさくていつもより早く起きちゃった・・・。あのドラゴン・ゾンビ達、何やってるんだろう・・・。」
――早起きトイプーちゃん
「カシラに迷惑はかけねぇ!」
――黄金世代 鬼丸「爆」
アンノウンたちによって世界の支配が進む中、それを対抗するべく立ち上がったのが「ゴールデン・エイジ」だった。
リキッド・ピープルたちによって組織された「アカデミー」。その豊富な知識はゴールデン・エイジの大きな武器となった。
「変わり行く戦場!オレたちの完勝!オレらの大将!オニナグリに付いてく一生!」
――黒神龍ダンチガイ・ファンキガイ
アンノウンたちとの戦いに挑むゴールデン・エイジ。そこにまず立ちはだかったのが、《偽りの名 オレワレオ》だった。
エンジェル・コマンド達は、アンノウンの尖兵としてゴールデン・エイジとの戦いを繰り広げた。
「ゴールデン・エイジ」の快進撃を見て、バトウ・ショルダーはアンノウンをののしりはじめた。だが、ゼニスの登場を目の当たりにすると、ののしる対象は「ゴールデン・エイジ」となった。
「ざぁこ、ざぁこ!お前たちなんかみんなゴールデン・エイジに負けちゃえ!・・・え、あの大きいのは何?」
――虚構の影バトウ・ショルダー
俺の頂天に立つ者、それが《「俺」の頂ライオネル》なり。
ライオネルはエンジェル・コマンド達を自身の配下とし、意のままに支配した。
ライオネルたちはみな「自分が一番」というひとつの意識を共有している。それこそが「俺」である。
頂天である「俺」は俺たちのみ。それが、ライオネル達の生き様なのだ。
快進撃を続けたゴールデン・エイジだったが、アンノウンを支配する存在「ゼニス」が突如現れたことで、戦況は一気に悪化してしまった。
次なる刺客
鬼丸との戦いを経て心の存在を知った「俺」の頂 ライオネルは、真実の名に目覚めた。
《真実の名 バウライオン》、彼女もまた「俺」の意識を持つライオネルの1人・・・かもしれない。
鬼丸とライオネルの死闘は新たな友情を生み出した。だが、裏切り者のライオネルを始末するべく2体のゼニスが送り込まれた。
絶望を祝福する者、それが《「祝」の頂 ウェディング》なり。
裏切り者のライオネルの処刑を行うべく、ウェディングは闇のエンジェル・コマンド達を率いて堕天使の庭園に到着した。
「ライオネルとの戦いが終わったら今度はサスペンスか! 休む暇もねぇな、こりゃ!」
─守り屋ジョーオニー
ライオネルとの死闘の末、満身創痍となった鬼丸。そこに襲来したサスペンスを見て、オニナグリは覚悟を決めた。
《涙の終撃オニナグリ》その男、天を貫く拳と、己を貫く心により、仲間を引き連れゼロの支配に抵抗した。
希望の呪縛をかける者、それが《「呪」の頂 サスペンス》なり。
サスペンスらの襲撃を受け、窮地に陥った鬼丸。そこで我が身を犠牲に鬼丸を守ったのが、オニナグリだった。倒れたオニナグリの仇を討つべく、鬼丸は「勝」と共に鬼丸「覇」となる!
※カイザー「勝」は紙版にのみ登場しておりデュエプレには未実装、一応成長前の《ガイアール・ベイビー》は実装されたがメインストーリーでは立ち絵すら用意されなかった。
「サスペンス、お前だけは絶対にオレ達が倒す!行くぞ、「勝」!カシラの遺志はオレが受け継ぐ!オレこそがビクトリー!」
――勝利宣言 鬼丸「覇」
「鬼(おに)ぃちゃんのテッペン、わたしが見届けるよっ!」
――爆走鬼娘モエル・ゴー
「プリン様!再び巡り合えた、デスティニー!」
─悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス
智略を巡らす者、それが《「智」の頂 レディオ・ローゼス》なり。
生命力を司る者、それが《「命」の頂 グレイテスト・グレート》なり。
武道を究めし者、それが《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス》の頂なり。
「文明を問わずすべてを守りたい」「外敵を排除したい」矛盾する二つの想いが、ガーディアンの心を蝕んでいった。
DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」
DMR-07~DMR-08に該当
宿命の再開
ウェディングとサスペンス、2体の新たなゼニスは文明の壁を超越させ、新たな種族を生み出したのだ!
「鬼丸!その首いただいたっ!」
――偽りの羅刹 アリバイ・トリック
サスペンスが生み出した光のデーモン・コマンドは、数々の策略でゴールデン・エイジを苦しめた。
光のデーモン・コマンドたちは、さまざまなトリックを駆使してゴールデン・エイジを窮地に陥れた。
光のデーモン・コマンドは幾度となくゴールデン・エイジを苦しめたが、サスペンスが鬼丸に敗れたことで散り散りとなってしまった。
次々とアンノウンが真実の名に目覚める中、メタフィクションはアンノウン化した半身を完全に支配下に置いた。
「もとより創られた身でしかない我ら。真実も偽りも関係ないではないか。」
――虚構の支配者メタフィクション
感情無きゼニスであったライオネルに芽生えた友情の心。それは反動として邪悪なるライオネルも産み出してしまった。
「ゼロからイチを引いたら何が残る?当然、マイナスが残るよな?ライオネル様が感情に目覚めるということは、こういう事なんだよ、わかったか?」
――偽りの星夜 オレオレ・ダークネス
闇のライオネルたちも、「俺」であることには変わりない。
ライオネルとウェディングの戦いは文字通りの死闘となったが、最後に立っていたのはライオネルだった。戦いを終えたその場には、ギロチンだけが残されていた。
グレイテスト・グレートが降らせたトライストーンは、アンノウンを生み出した。その支配から逃れ真実の名に目覚める方法は、感情を取り戻すことだった。
アンノイズが開放される時に生まれたトライストーンの多くはゴールデン・エイジに味方した。しかし、《ニヤリー》のように依然ゼニスにつくものもいた。
ドリームメイトたちも、アンノウンとの戦いを続けていた。彼らを支えていたのは優れた指揮官と、姫様への想いだった。
アンノウンをあやつり、ゼニスは超獣世界を支配した。しかし、ドリームメイトは、みんな寝ていたので支配を逃れたのだ!
姫が眠りから目覚めし時、7人の力が世界を制すだろう。メイ様が目覚めた時、ドリームメイトの脳裏に浮かんだのはこの言い伝えだった。
アンノウンとの戦いの中で、自慢の合体メカを失ったアクア・ブラザーズ。しかし守るべき仲間がいる限り、彼らは戦い続けるのだ!
ドラゴン・ゾンビたちは、戦いが終わった後もラップを続けていた。彼らにとってのバトルは、まさに始まったばかりなのかもしれない・・・
「全てのドラゴンの王となるべきドラゴン。それが我々、キング・コマンド・ドラゴンだ。」
――偽りの王 モーツァルト
ゼニスは大量のキング・コマンド・ドラゴンを産み出し、「龍の王」として全てのドラゴンを統一することを命じた。
「ドラゴンを統治せよ――。」レディオ・ローゼスより与えられし鎧を身に纏い、キング・コマンド・ドラゴンたちはその命に従った。
一度は真実の名に目覚めたドラゴンたちだったが、ベートーベンの奏でる旋律が、彼らの運命を変えてしまった。
「やっと手に入れた真実の力。しかし、「運命」から逃れることはできなかった・・・。」
――偽りの名 バルガ・ラゴン
「ナンバーナインよ、ヌシのやり方は間違いだったようだな。力は封じるのではなく、使うためにあるのだ。」
――真実の王 ワーグナー
戦慄の旋律を奏でる者、それが《「戦慄」の頂 ベートーベン》なり。
ゼニスにとっての最大の脅威は、ドラゴンたちであった。彼らを支配するため、レディオ・ローゼスは修羅丸にゼニスの鎧を与えた。こうして誕生したのが、ベートーベンだった。
運命のあの日。シウバとペッパーは、修羅丸のそばにいるためにゼニスへついて行くことを決めた。それが世界のアンノウン化を進めると知りつつも、希望につながることを信じて。
「アンノウンに、ゼニスになられても、修羅丸様は希望の象徴。我々は全力を以って守り続ける!」
――裏切りのペッパーシウバ
一度は鬼丸に敗れたサスペンスだったが、光と闇それぞれのデーモン・コマンドを従えて、雪辱戦を挑んできた。大群を前にして、流石の鬼丸も追い詰められていったが・・・
再びサスペンスの猛攻を受け、窮地に陥ったゴールデン・エイジ。しかしその時、鬼丸の中でゼニスの力が目覚める。その名も、鬼丸「王牙」!
「心」を手に入れたライオネルは、「光」と「闇」に分裂してしまった。ゼロの力の均衡が崩れたことで、鬼丸たちにも次々とゼニスの力が目覚めていったのだ。
「アニキ!オレと勝負だ!」
――黄金龍 鬼丸「王牙」
「お前の運命は、お前が決めろ。」
――「戦慄」の頂 ベートーベン
憎しみの果てに
「鬼丸よ!何故お前は我らと戦おうとするのだ?ゼニスの崇高な目的がお前にはわからないのか!?」
――「戦慄」の頂 ベートーベン
戦いの中で、ベートーベンは「修羅」の頂へと達した。だがどれほど強大な力を前にしていても、鬼丸「王牙」は立ち上がった。
「修羅丸様が生きておられた・・・希望の双子が再び揃ったのだ!」
――希望のファンクラップソディ
誓い合ったあの日を、我々はいつまでも忘れない。
すべての文明を飲み込もうともくろむシャングリラは、手始めにガーディアンを闇化させた。
ウェディングの消滅後、残された闇のエンジェル・コマンドたちは、シャングリラに付き従った。
「愛」と「憎」。二つの矛盾した感情をなくすために、シャングリラはゼロの力に目覚めた。
「世界をゼロにするために、その身を捧げよ。」
――「無情」の極 シャングリラ
シャングリラの力が生まれた場所は、フィオナの森だと言われている。
全てをゼロへ、それが「無情」の極なり。
シャングリラ出現の裏で、イギー・スペシャルズもまた不穏な動きを見せていた。鬼丸と「勝」は互いに勝利を誓い合い、それぞれの戦場へと向かっていった。
鬼丸がシャングリラと戦っていた頃、「勝」もイギー・スペシャルズとの決戦に挑んでいた。
勝利の力を信じる者、それが「必勝」の頂だ!
「鬼丸はシャングリラに必ず勝つはずだ。だからオレたちも勝つんだ、必ず!」
――「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」
全てをゼロにするシャングリラの必殺技《無情秘伝 LOVE×HATE》。
このままでは勝てない、そう悟った修羅丸は、己の全てを鬼丸に託すと決めた。
希望の双子と呼ばれた彼らに、奇跡は起こった。
《超絶奇跡 鬼羅丸》の誕生である。
シャングリラが持つ封殺の力。それを打ち破ったのはプリンの持つ、自由の力だった。
「鬼羅丸!わらわも手を貸すぞ!」
――逆転王女プリン
戦いに矛盾を感じるシャングリラに対して、鬼丸の用意した答えはシンプルだった。
「すべてを無にすれば、苦しみもなくなる。」「それじゃ、つまんねぇじゃねぇか!」――シャングリラ&鬼羅丸
「カシラ!生きてたのか!」「ん?ワシは無事だと伝えるようにオニウッカリに頼んだはずだが・・・」
――黄金龍 鬼丸「王牙」&オニナグリ・ザ・レジェンド
ゼニスによる戦いが終わり、クリーチャー世界にひとときの平和が訪れた。
DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」
E3一弾に該当
新たな種族
鬼羅丸とシャングリラの戦いによってゼニスが消滅して1万年。
世界は「神々の使徒」であるオラクルたちによって、平和が保たれていたが・・・。
ゼニス大戦の後、プリンプリンとリュウセイ・カイザーは新たな希望を求めてこの世界へとやってきた。
「え、もう帰る?あなた、祈りは足りてますか?」
――祈祷のマントラ ミルク
オラクルの教団は6つの称号と、称号を持たない信者による7つの位階で構成されている。
オラクルにはいくつかの位階があるが、多くはパーフェクト・リリィのように位階を持たない信者である。
「ヨミ様に、イズモ様に祈りましょう。それがきっと、世界のためになるのですから。」
――純潔の信者 パーフェクト・リリィ
イザナイの一部は、教義に従わせるために、最初は恐怖が必要と考え、凶悪なアースイーターを世界に放った。
これまで様々なものを取り込んできたグランド・デビルだったが、今度はオラクルに取り込まれることとなった。
クリーチャーの中でも、ゼロをいち早く取り込んだスノーフェアリーには、オラクルとなる素養があった。
オラクル教団のトップであるヨミは、平和を愛し秩序を尊んだ。その姿に、オラクルの信者たちは付き従った。
イザナイの力は、オラクリオンたちを呼び起こす。
「オラクリオンの降臨が祝福と幸福をもたらす。だから、あせることはない。ゆっくり待とうではないか。」
――交錯のインガ キルト
オラクリオンを作り出すために、多数の信者が犠牲となった――そんな噂は、ゾロスターの手で掻き消された。
オラクルたちの持つ力は、絶対的な停滞と圧倒的な破壊に裏打ちされていた。
一つの拳は百万の言葉より雄弁、それがアウトレイジの誇りだ。
体の一部を武器化することができるアウトレイジ。その部位は、なにも両腕に限ったものではない
アウトレイジは体の一部を変形して武器としたが、体全体を変形できる者たちもいた。
「ルールに縛られた、飼いならされた毎日なんてつまんねぇだけだろ!?俺がつまんねぇルールなんてぶっ壊す!」
――双砲 ロードスター
無法者たちは、自らの信念と衝動にしたがって、反逆の道を歩み始める。
停滞した世界を打破するために、アウトレイジたちは立ち上がった。狙うはオラクル教団のトップ、《神人類 ヨミ》。
弟たちが望み勝ち取った世界とは、こんな退屈なものではない――。プリンとリュウセイは、再び戦うために立ち上がった。
オラクルの最上位であるヨミは、ゴッド・ノヴァに魂を吹き込み、神人類と呼ばれるようになった。
「アウトレイジどもが蜂起しただと?こうしちゃおれん、みんな走れー!」
――爆走マントラ シラヌイ
オラクルとアウトレイジの間で緊張感が高まる中、《無防備のファミリア キナコ》は先行きを見守る任務についていた。だが、眠気には勝てず、無防備な姿を晒していた。
エグザイルたちは、世界を支配せんとするオラクルに立ち向かった。まるでそれは、宿命であるかのように。
「停滞している世界は辛い!奴らウザい!愛などない!オレたち嫌い、オラクルの支配!始まる戦い、掴み獲れ未来!そんな話、だいたいね!」
――偽りの名 ドレッド・ブラッド
エグザイルは、反オラクルの象徴であった。かつてアンノウンの支配に立ち向かった、鬼丸のように。
教団のトップであった神人類ヨミは、攻め込んできたアウトレイジ達に討たれた。
だが、幸運なことにその最期に、ヨミは自分の理想を実現するために足りないものに気がつくことができたのだった。
だが、それを愛弟子のイズモに伝えられなかったのは不幸であった。
戦いの後
神人類ヨミが討たれた後の教団では、封殺の力を持つカルマが新たに生み出された。彼らの役割は、オラクルに伝わる裏教義を維持するというものだった。
教団の維持を求める信者たちを導くオラクルたちがあらわれた。彼らは自らにマントラという新たな位階を与え、教団の再興を目指した。
《神聖斬 アシッド》そのオラクリオンは、信者の魂から神を呼ぶ。
《神聖麒 シューゲイザー》そのオラクリオンは、信者を集めて教え導く。
《神聖騎 オルタナティブ》そのオラクリオンは、逆らう者へ罰を与える。
コメント
かつてはヨミの側近であった《告別のカノン 弥勒》。カノンの位階を持つ彼だったが、オラクリオンが創造された時を最後に、姿を見せなくなった。
傲慢、強欲、憤怒、怠惰。オラクルの裏側には、それらが全て煮詰められている。