概要
憑狼(ひょうろう/つきおおかみ)
襲撃に成功した人を乗っ取る人狼。
能力
【占い結果:人狼 (憑狼の占い結果は「人狼」となり、憑依先の移動もできない)】
【霊能結果:憑狼(憑狼の霊能結果は「憑狼」となる)】
【陰陽師:死亡(憑狼が祓われると死亡する)】
【厄神:特殊(憑狼が厄神を襲撃したり祓われると特殊なことが起こる)】
【憑依:無効(憑狼に憑依することはできない)】
襲撃に成功すると、「アイコン」「恋人系・感染者系・ジョーカー系(宿敵や受援者など)以外のサブ役職」を乗っ取る。
ただし、「初日犠牲者」「メイン役職が妖狐陣営」「憑依制限能力者」は乗っ取れない。
憑依制限
憑依制限能力者とは、
役職の判定
占い師や薬師などの能力による結果は、結果は「投票をした時点の中の人」で判定される。
霊能結果は、結果は処刑された中の人で判定される。
つまり憑依中・憑依前によらず憑狼が処刑されれば、霊能結果は「憑狼」となる。
占い師
「占い師」「「傀儡師」」「審神者」「一言主神」「魂の占い師」が移動しようとしている憑狼を占うと、憑依がキャンセルされる。
(呪殺できる占い師に加えて魂、と考えると分かりやすい。あるいは呪い返しを受ける占い師)
憑依しようとした先の人物は通常の襲撃と同様に(死因:「人狼に襲撃された」)死亡する。
陰陽師
陰陽師のお祓い先が憑狼の憑依先と一致した場合、憑依を足止めされる。
憑依しようとした先の人物は通常の襲撃と同様に(死因:「人狼に襲撃された」)死亡する。
陰陽師のお祓い先が憑狼だった場合、憑狼は死亡する(死因は「呪詛を受けた」)。
→陰陽師
厄神
厄神が憑狼か憑狼の憑依先を護衛した場合は、憑依がキャンセルされる。
陰陽師と違い、直接護衛しても死亡はさせられない。
厄神が憑依中の憑狼を護衛するか、憑狼に襲撃されると憑依状態を解くことができる。
このとき「憑依中だった人物」が死亡(死因:「憑依から開放された」)し「見かけ上死んでいた憑狼」が蘇生するように見える。
襲撃とは別の死因であるため、襲撃死体が発生していれば2死体+蘇生のように見える。
→厄神
ブン屋
A[憑狼] → B[村人] ← C[ブン屋] 尾行結果:B は A に襲撃されました。 死体:A が無残な死体で発見されました (死因:「誰かに憑依した」) 憑依:B[村人](A[憑狼])
このとき、見かけ上はAの死体が出ているが、ブン屋?からは「AがBを襲撃した」という結果が表示される。
狩人
襲撃から護衛できる狩人が憑依しようとした先を護衛していた場合、襲撃失敗になるため通常通り襲撃死体自体が出ず、憑依も成立しない。
襲撃から護衛できる狩人が憑依しようとしている憑狼を護衛していた場合、みかけ上は護衛を通りぬけて護衛先が死亡するように見える。
件
A[憑狼] → B[件] → C[村人][受託者] 死体:A が無残な死体で発見されました (死因:「誰かに憑依した」) 憑依:B[件](A[憑狼]) C に「受託結果:B は A に襲撃されました。」と表示される。
このとき、見かけ上はAの死体が出ているが、件からは「AがBを襲撃した」という受託が表示される。
遺言
遺言は「見かけ上死んだ人」「憑狼が偽装したもの」の両方が出る。
A[憑狼] → B[村人] A が書いた遺言が A の遺言として表示される。
B[村人](A[憑狼]) → C[村人] B になりすました A の遺言と B 本人が死んだ時点で書いていた遺言の 両方が表示される
つまり一度目の移動では「見かけ上死んだ憑狼」の遺言のみ出てくるが
二度目以降の移動では「憑狼が書いた遺言」と「本人が死んだ時点の遺言」で二重に遺言が出される。
憑依で移動している疑いがあるとき、あるいは平時から共有者などが遺言に日付をしたためているというのは、いつその人物が憑依されたかを移動後の遺言ではっきりさせるためである。
蘇生
C[猫又] → A[憑狼](見かけ上の死体)、B[村人](A[憑狼]) → D[村人] 死体:D が無残な死体で発見されました (死因:「人狼に襲撃された」) 蘇生:A は生き返りました (実際に生き返るのは B)
憑依中に「見かけ上死んでいる憑狼」本体を蘇生されると元の体に戻されつつ、「見かけ上生きている憑依先の人物」が実際に生き返る。
つまり「見かけ上死んでいる憑狼」が蘇生したと思ったら「見かけ上生きていた憑依先の人物」が突然に憑狼の存在を告発することになる。
C[猫又] → A[憑狼](見かけ上の死体)、B[村人](A[憑狼]) → D[村人] 死体:D が無残な死体で発見されました (死因:「人狼に襲撃された」) 蘇生:D は生き返りました (誤爆蘇生:実際に生き返るのも D) A は B から D への憑依がキャンセルされて B に憑依したまま。
誤爆蘇生によって移動しようとした先の人物が襲撃と同時に蘇生した場合、憑依しようとした先の人物が通常の襲撃と同様に(死因:「人狼に襲撃された」)死亡しつつ蘇生し、憑依そのものはキャンセルされる。
憑狼以外の人狼が襲撃してその場で誤爆蘇生した場合と同様、生存者の数などに変化がない、と考えればよい。
恋人
サブ役職[恋人]は乗っ取れず、扱いが特殊である。
憑狼自身が恋人
見かけ上は「憑狼(恋人)」は死亡しているが、憑依先として生存し続ける。
相方の恋人からは憑狼が移動すると、恋人相手の表示が憑依先のものになる。
サブ役職[共鳴]などは「みかけ上の憑狼」に残されているため、会話はできなくなる。
なお、暗殺などで憑狼(恋人)が移動すると同時にその相方恋人が死亡した場合、
憑依が不成立となり憑狼(恋人)としてのまま後追い自殺し、憑依しようとした先の人物は通常の襲撃と同様に(死因:「人狼に襲撃された」)死亡する。
憑依先が恋人
見かけ上は「襲撃された人物(恋人)」は生きているが、判定としては恋人死亡として後追い自殺が発生する。
このとき「後追い自殺した人物(恋人)」が遺言で相手の名前などを書いていると、「生存している人物と後追いした人物が恋人」のような状況となり
憑依していることが見抜かれる。
毒能力者
毒能力者を襲撃して憑狼に毒に中った場合、憑依が不成立となり憑狼本人が死亡する。
雛苺鯖では襲撃投票をした人狼に毒が中たるため、実質毒能力者は憑狼で乗っ取れない。
動き方
人狼陣営の最終兵器のひとつであるが、二度目以降の憑依では基本的に遺言が二重に表示されるため存在がばれてしまう。
つまり実質は一回きりの使用になるつもりで使うか、二回目以降は遺言を書かないことになる。
「占い騙りなどで仲間を囲いつつ◯へ憑依する」「露出した場合に吊り逃れのCOで時間を稼ぎつつ適当な位置へ憑依する」などの使い方が考えられる。
騙り
参考ログ
【雛番外】やる夫たちのアフタークリスマス村 [581番地]
最終日前、占い師による憑依キャンセル発生。
→考察
【雛922】やる夫たちの超派生闇鍋村 [1124番地]
7日目に厄神が憑狼の憑依先を祓い、「死因:憑依からの解放」発生。
→考察