名前
名前 | 愛称 | |
---|---|---|
漢字 | 羅青羊 | 綿綿 |
原作 | ルオ・チンヤン | ミエンミエン |
ラジドラ | らせいよう | めんめん |
英語名 | Luo Qingyang | MianMian |
繁体字 | 羅青羊 | 綿綿 |
簡体字 | 罗青羊 | 绵绵 |
キャラクター設定
温晁が各仙門の弟子達を集めて教練を行った際に魏無羨が出会った、女性の修士。
原作では無名の仙門の所属だが、陳情令では蘭陵金氏の修士で金子軒と行動を共にしていた。
王霊嬌に焼き印を押されそうになったところを魏無羨が助けた。
綿綿は愛称で、本名は羅青羊。
参考資料
綿綿思遠道
(絕勇第十一·02より)
「綿綿」という愛称を耳にした魏無羨は、初対面にもかかわらず彼女を愛称で呼んだ。愛称で呼ぶなと怒られたので本名を尋ねると、人に名前を聞く前にまず自分が名乗れと言われる。そこで、言葉遊びで自分の名前は「遠道」だと名乗った。
これは楽府詩*1の飲馬長城窟行*2の一節「綿綿思遠道」をもじったもの。
この詩は長城に出征し今は遠くにいる夫を想う妻の詩だが、魏無羨は「綿綿は遠道を思っている」という意味で使い、彼女をからかった。
漢詩紹介
飲馬長城窟行
青青河畔草 青青たり 河畔の草
綿綿思遠道 綿綿として遠道を思ふ
遠道不可思 遠道 思ふ可からざるも
宿昔夢見之 宿昔 夢に之を見る
夢見在我傍 夢に見るときは 我の傍に在れども
忽覚在他郷 忽ち覚むれば 他郷に在り
他郷各異縣 他郷は各県を異にし
展転不可見 展転するも見る可からず
枯桑知天風 枯桑は天風を知り
海水知天寒 海水は天寒を知る
入門各自媚 門に入りては 各自媚び
誰肯相為言 誰か肯えて 相ひ為に言はん
客従遠方来 客 遠方より来たり
遺我双鯉魚 我に双鯉魚を遺る
呼児烹鯉魚 児を呼びて鯉魚を烹らば
中有尺素書 中に尺素の書有り
長跪読素書 長跪して素書を読む
書中竟何如 書中 竟に何如
上有加餐食 上には餐食を加へよと有り
下有長相憶 下には長に相い憶ふと有り