名称 | 量人蛇 |
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日本語 | りょうじんじゃ |
英語 | measuring snake |
繁体字 | 量人蛇 |
簡体字 | 量人蛇 |
百鳳山で行われた狩猟大会で、金子軒が見つけた死骸の蛇。
南蛮の地に伝わる妖怪で、背比べで勝つことを生きがいにしている。人に遭遇すると立ち上がり、自分の背のほうが高ければ相手を呑み込むといわれている。
本来、見た目は怖いが強い妖怪ではない。金子軒が見つけた死骸の量人蛇は甲羅のような鱗に顎よりも長い牙を持った変異種だった。
※アニメでは17話の懐蒼山、魔道祖師Qでは12話に登場。
参考資料
量人蛇は清代の梁紹壬による「両般秋雨庵随筆」四巻に記されている毒蛇で、比蛇という別名を持つ。広東一帯の山中に住んでおり、長さは6~7尺あるという。
人に遭遇すると立ち上がって背の高さを比べ、「私の方が高い」と言う。相手からの反応がないと得意満面になって相手を激しく噛む。しかし相手が手に持っている物を掲げて「私の方が高い」と言うと、がっかりしてうなだれて死んでしまう。
よって、山に入るときには傘や杖などを持っていき、もし蛇に会ったらそれらを高く掲げることで自分の身を守れるという。