「雅正」とは姑蘇藍氏の家訓。 魏無羨の前世時には石壁に刻まれた家訓が三千以上あったが、今では四千以上になっている。雅正集はそれをまとめたものである。 全部で12編あり、上義編と礼則編が全体の5分の4を占める。12編の中で最も複雑なのが礼則編だが、魏無羨は前世で姑蘇に留学した際、礼則編を写す罰を受けた。