家紋:九弁蓮(きゅうべんれん)
家訓:明知不可而為之(無理だとわかっていても実行すること)
校服:紫色の服。直系の弟子は九弁蓮が刻まれた銀鈴を腰につけている。
キャラクター
江澄
江厭離
江楓眠(前宗主)
虞紫鳶
魏無羨
江遅(始祖)
参考資料
明知不可而為之
雲夢江氏の家訓は「明知不可而為之」だが、これは論語の有名な一節「知其不可而爲之」を元にしている。
論語とは孔子を中心とする言行録。孔子は春秋時代の中国の思想家で儒教の開祖。
論語には、門番が孔子のことを「だめなことがわかっていながら、いまだにやっている人」と言ったと書かれている。
原典紹介
論語 憲問第十四 (四〇)
子路宿於石門、晨門曰、奚自、子路曰、自孔氏、曰、是知其不可而爲之者與、
子路、石門に宿す。晨門曰く、奚れよりぞ。子路曰く、孔氏よりす。曰く、是其の不可なることを知りて而も之を爲す者か。
(意訳)
子路が石門に泊まった。翌朝関所を通ろうとすると、門番がどこから来たのかと言った。
孔家からだと答えると、あのだめなことがわかっていながら、いまだにやっている人の家ですねと言った。