冒険家 ティム【1】
「ん? なんだこの植物は……見たことないぞ」 ティムは荷物を放り出して、道ばたに生えている花を調べ始めた。この辺りがどんなに危険な場所なのか、考えもせずに。 |
冒険家 ティム【2】
「このティムは金じゃ動かないよ。俺を動かすのは……そう、夢さ!」 エールをあおった上機嫌な赤ら顔で、ティムはうそぶいた。 |
冒険家 ティム【3】
「おいおい、気をつけてくれよ。貴重な遺跡に傷でも付いたら、取り返しがつかないんだぞ!」 戦闘中にもかかわらず、ティムは仲間を怒鳴りつける。 |
冒険家 ティム【4】
「この先には、お宝があるな。俺の勘がそう言ってるんだ。間違いない」 ティムは鼻をひくつかせながら、暗い遺跡の階段を下りていく。 |