アガメムノン【1】
「その玉座は私のものだ。返すがいい、簒奪者め!」 父を殺され、王位を奪われたアガメムノン。彼はその怒りを決して忘れず、数年後に立ち上がり見事王座を奪還した。 |
アガメムノン【2】
「美しいものは、すべて私のために存在する」 アガメムノンは所有欲が強く、一度気に入ったら手に入れるまで諦めることがない。彼の領土も、妻も、すべてほかの人間から奪ったものだ。 |
アガメムノン【3】
「私は王の中の王となったのだ」 全てを手に入れたアガメムノンは自らを過信し、専横を続けた。これを憎むもののいたが、その治世は概ね正しいものであり、彼の王位は揺るがない。 |
アガメムノン【4】
「我が弟への簒奪行為、決して許してはおけぬ」 傲慢ではあるが、アガメムノンは情に深い男でもあった。弟の窮地を救うため、国を挙げてトロイアに攻め込んだのだ。 |