エウノミアー【1】
「辛き冬を耐えた生き物たちよ、目覚めるがいい」 エウノミアーが手に持った杖を一降りすると、一斉に大地に青い新芽が顔を出した。季節と秩序を司る神、それがエウノミアーだ。 |
エウノミアー【2】
「秩序こそこの世の理。遵守しないものはこの地から去れ」 人間社会の秩序もまた、エウノミアーの手で護られている。時と秩序を護るのが彼女の役割である。 |
エウノミアー【3】
「収穫の季節です、人間達よ」 実り多き秋は、人間達がエウノミアーに感謝を捧げる季節である。このときばかりは、普段厳しい彼女の顔も幾分かほころんで見える。 |
エウノミアー【4】
「実りの季節は終わった。また春まで眠れ」 厳しい冬もまたエウノミアーの手でもたらされる。秩序に基づいて正しく季節を運行するのがホーライ三姉妹の役割だ。 |