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神属性/LLR/ペルセポリス

Last-modified: 2018-03-04 (日) 23:04:41

ペルセポリス【１】

「儀式は神と人とをつなぐ絆です」
はるか昔から、人々は儀式を通じて神との交信をしてきた。儀式を司るﾍﾟﾙｾﾎﾟﾘｽは、人々に儀式を伝えることで地上と天界をつなぐ橋渡しをしてきた。

「人々の心が乱れた時こそ、儀式を通じて神に助けを求めてほしいのです」
ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾘｽが伝えた儀式を人々は次の世代へと伝え、それは何百年も続いた。しかし、儀式は長い時間の流れの中で少しずつ変質していった。

「人の心は弱く穢れやすい……せっかくの儀式も、形骸化しては意味がありません」
かつてﾍﾟﾙｾﾎﾟﾘｽが伝えた儀式は本来の意味を失い、欲深き聖職者によって利益を貪るための道具に成り下がっていた。そんな状況の中でも、ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾘｽはまだ人を見捨てはしない。

「儀式とは手順です。ですが、正しい手順を踏めば儀式が成立するわけではありません。逆に手順を守らずとも伝わる儀式はあります」
ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾘｽの元に、純粋な人々の願いは届いていた。たとえ形骸化した手順を踏まずとも、真に祈る心があれば、その声は女神の元に届くのだ。