エオス【1】
「ふふ、私についてこられるかしら。競争してみない?」 背に翼を生やし、自由に空を駆け巡る暁の女神。艶やかに飛行するその姿に、誰もが目を奪われずにいられない。 |
エオス【2】
「あら、私の肌に触れてみたいの?」 女神は襲いかかる敵を鮮やかにいなし続ける。からかうように避けていると、いつしか敵は疲弊して、絶好の的となるのである。 |
エオス【3】
「今度はこっちの番かしら。受けてみなさい」 噂に名高い薔薇色の指が宙に揺れると、激しい神の力がほとばしる。敵は為す術もないまま、痙攣して地に伏せるのみ。 |
エオス【4】
「来る者は拒まないわ。でも相応の覚悟をなさいね」 エロチックな容姿に惹かれるだけの愚か者たちを、女神は楽しみながら退けていく。どこまでも優雅に、軽やかに。 |