ケルシュ【1】
「妖精にもオトナとコドモがあるのよ」 紛れも無い大人の身体をした妖精ケルシュ。邪な色情に染まった者の前に甘く危険な香りとともに現れると言われている。 |
ケルシュ【2】
「あなたのいけない気持ち、受け止めてあげましょうか?」 あたかも誘惑するように小さな身体で飛び回り男を焦らすケルシュ。実はこの間に幻惑の鱗粉をまき散らしているのだ。 |
ケルシュ【3】
「私をその指でなぶる前に、キスしてくれない?」 捕らえられると観念したかのように囁くケルシュ。キスをした瞬間、罠にかかったのだと思い知るハメになるだろう。 |
ケルシュ【4】
「また奴隷が一人増えちゃったみたいね」 メルティーキスにより正気を失った男は、狂人の番人として森を永遠に彷徨う。ケルシュの森はこうして平和が保たれるのである。 |