ラーマ【1】
「おっと、動かないでくれよ。矢にも限りがあるんでね……」 森の中で狩りをするかのようないでたちの優男は、背中の矢筒から矢を取り出すと狙いを定める。そのターゲットは果たして!? |
ラーマ【2】
「一度でも俺が狙いを定めた獲物は、絶対に逃さないぜ!」 標的を前に、上半身裸に長髪の男は軽く自信を見せる。年季の入った弓に矢をセットすると、じっくりと獲物を追い詰めていく。 |
ラーマ【3】
「俺に狙われる理由がわからない? それは知らなくてもいいことさ」 弓矢を構えた筋肉質の男に狙われた標的は、彼に対して疑問の声をぶつける。しかし、それは僅かな時間稼ぎにすぎない。 |
ラーマ【4】
「この弓から放たれる矢から逃れようってか?」 陽光を受け薔薇色に輝く瞳で獲物を捕らえたラーマは、手にした弓を強く引く。標的となった者の高鳴る鼓動が、無情にも死への秒読みを開始する。 |