ティアマット【1】
目の前に山が出現したかのような、巨大すぎる蛇竜。 空を裂き、地の果てまで響くような咆吼は、戦いの神をも戦慄させるに違いない。 |
ティアマット【2】
あらゆる刃を弾き返す鉱物の皮膚。 小さな者たちがどれほど攻撃しようとも、この恐るべき蛇竜は、蚊が刺したほどにも感じないのだ…。 |
ティアマット【3】
体をしならせるたびに、激しい地鳴りが起きる。 ティアマットは悠然と戦乱の舞台を突き進む。しかしこの途方もない存在に挑戦する者がいるのかどうか。 |
ティアマット【4】
ティアマットは小うるさい羽虫を蹴散らしながら思考する。 この強大な力は、神にも打ち勝つほどであるのか。ならば、じっくりその時を待つのも悪くない。 |