ポルター【1】
「あぁぁぁ・・・!!ゆ、る、さ、な、い」 異臭を放ち彷徨う「それ」は、ゆっくりと、しかし着実にこの身に迫ってくる。まるで、こちらが見えているかのように・・・。 |
ポルター【2】
「み、みつけたぁぞ・・・。うぃうぃうぉぉぉぁぁぁ!」 鼻を劈く異臭と耳が腐り落ちそうな奇声を前に絶望の二文字が脳裏に刻まれる。 |
ポルター【3】
「ま、て、ま、て、ま、て、ま・・・てぇ・・・まぁぁぁぁてぇぇ。」 恐怖を振り払い踵を返そうとしたその時、突如として異形の者を炎が包み込んだ。 |
ポルター【4】
「ひゃ、ひゃ、うひゃはははぁ、みぃぃぃつぅけぇたぁぁぁぁ」 どこまでも、どこまでも、どこまでも追いかけ、何度も何度も何度も立ち上げる奴を前に動くことのできなくなったこの身体は・・・ |