マルファス【1】
「さあ戦え? 大地を血で染め上げ、悲鳴で歌を奏でよ!」 戦場で烏の声が聞こえたら、それはマルファスの声だろう。血の臭いを好み、戦争があるところならどこにでも現れる。 |
マルファス【2】
「望みは武器か食料か、それとも我が知謀か?」 魔界でも屈指の戦闘狂であるマルファスは、戦争に関する望みであれば何の代償も要求せずに叶えてくれる。 |
マルファス【3】
「貴様らの敵軍はかなり増強しているぞ。このままでよいのか?」 時にマルファスは、両方の陣営に知恵を授け、力を与える。より激しい戦いで、多くの血が流れるようにするためだ。 |
マルファス【4】
「今回はなかなかの見物だったな」 屍が積み上がった戦場を見ながら、マルファスは哄笑した。愚かな人間達の血が、マルファスの力を増していく。 |