騰蛇【1】
「キシャアアアァァァ!!!」 湿原の奥に、その不気味な生き物はいた。一見すると猛毒を持つコブラのようであるが、大きさが明らかに違う。しかも顔の横からは大きな翼が……。 |
騰蛇【2】
「キシャアアアァァァ!!!」 蛇のような不気味な生物は、時間の経過とともに体色が変化していく。だが、あまり身体を動かすことはない。まるで置物のように、一方向を見つめる。 |
騰蛇【3】
「キシャアアアァァァ!!!」 謎の生物を観察し始め、気がつけば夜を明かして朝を迎えていた。朝日を浴び、その生き物の身体には紋章のようなものが浮かび上がっていた。 |
騰蛇【4】
「キシャアアアァァァ!!!」 あまりの衝撃に、腰を抜かすしかなかった……。その生き物は、翼を大きく広げると、瞬く間に大空へと舞い上がった。果たして、どこへいくのか……。 |