インキュバス【1】
「淑女の皆様、今宵は私と踊りませんか?」 彼こそがインキュバス。女という女を篭絡し骨抜きにする、夢に棲まう魔物。種を問わず、女たちの最大の脅威。 |
インキュバス【2】
「月が美しい。されどあなたには敵わない…」 巧みな言葉で油断させ、ひっそりと心の中に忍び込む。当の女は、何ひとつ自らの危機に気づかない。 |
インキュバス【3】
「クク、女とは何とたやすい生き物か…」 ついにその本性をあらわにする夢魔。しかし気がついた時には遅く、精気をすべて吸い取られたあとだ…。 |
インキュバス【4】
「私が落とせぬ女など、この世に存在しない…!」 どこまでも耽美に、冷徹に、インキュバスは女を求める。天使でさえも彼の手に落ちるかもしれない。 |