リヴァイアサン【1】
「愚劣な。大海原において余に刃向かうか!」 偉大なほど邪悪な海神。その気性は激しく、ひとたび怒れば三日三晩は嵐が吹き荒れることになる。 |
リヴァイアサン【2】
「痴れ者、藻屑と消えるがいい」 海の蛇神であるリヴァイアサンにとって、波を操ることなど造作もない。木の葉よりも儚く、弱者は消え失せる。 |
リヴァイアサン【3】
「魚どもの餌になるのだな!」 今日もまた戦士が底に沈む。海中においてリヴァイアサンと渡り合えるのは、同格の海神ポセイドンくらいのものだろう。 |
リヴァイアサン【4】
「大地を海に飲み込むのも一興か…」 他愛もないつぶやきが、地上の騎士団を戦慄させる。この神が本気になれば、本当に世界は海に包まれかねない。 |