Smolensk

Last-modified: 2015-12-27 (日) 05:34:00

作戦概要

1.スモレンスクの防衛陣地を突破する

攻略例

概要

縦長のMAPで、ほぼ全域に敵がひしめいています。
前回と違い、一定間隔で無限沸きの敵兵が攻撃を仕掛けてきます。
フラッグを占領するほど、この一定間隔の反撃が強力になっていきます。
また、各フラッグの上には戦車などのマークが出ており、対応するフラッグを占領すると呼べる増援の種類が増えます。

初動

1000MPが初期状態で追加され、自由に増援を選べます。
初期状態で呼べる兵器で特筆するべきなのは、BM-37迫撃砲でしょう。
これを自陣後方に展開し、敵のフラッグ周囲の地面を指定すれば、素晴らしい速さで砲撃をします。(精度はお察しですが数撃てばそのうち当たります)
 
敵は一定間隔で攻撃部隊を送り込みます。
最初は歩兵とオープントップの装輪車程度ですので、対戦車ライフルやゴリ押しでも何とかなります。
道は2つあるので、いつ来てもいいように歩兵を遮蔽に常に隠しておくことは心がけてください。
その関係上、歩兵は数が必要になります。

序盤

フラッグを1~2くらい取ったところで、敵のⅡ号戦車F型が出現します。
コイツが曲者で、対戦車火器しか通じない装甲(当たり前ですが)と、殲滅力の高い機関砲を備えています。
攻撃部隊として出現し、歩兵と一緒に進軍してきます。
フラッグを取り続けると、攻撃部隊に混ざる敵戦車もどんどん強力になります。
 
フラッグを取る時はMPを残しておき、取ったらすぐに対戦車能力を持つ戦車か対戦車砲持ちの装甲車、対戦車砲のどれかを出しましょう。
対戦車兵は、敵の歩兵殲滅能力が高いので今一つ頼りないです。
 
また、フラッグを取ると、必ず周囲に重機関銃座が出現します。
忘れずに歩兵を1名入れておきましょう。

中盤

アナウンスとともに、203mm重砲を呼べるようになります。呼びましょう。
装填時間が長いものの、砲撃位置を敵のフラッグの真下に指定すると、周囲の防衛部隊が挽肉になります。
中盤は敵の攻撃部隊を凌ぎつつ、203mm重砲でフラッグ周囲の敵を壊滅させ、歩兵で取りに行く方法が早いです。
ただ、敵の対戦車砲はフラッグとは離れて置かれている上、やはり敵が分散しているため、そちらの掃討は必要です。

終盤

フラッグを占領していくと、『祖国のために!』というコマンドが350ポイントで増援メニューに追加されます。
(トリガーはおそらく★のマークが出ているフラッグの占領かな?)
これを選択すると、大量の友軍歩兵が現れ、スターリングラードの如く突撃していきます。ypaaaaaa!!!
 
これを実行するだけで勝手に戦線が押し上がっていくので、自軍戦車や歩兵をその後方に配置し支援します。
スモレンスクの街の中心部は相当数の対戦車砲、野戦重砲と多数の歩兵に守られています。
が、ここでも基本は友軍歩兵の大群を突っ込ませながら、戦車砲などで支援するのが効果的です。

史実

スモレンスクはドニエプル川、ダウガヴァ川の上流域に位置する森林地帯に造られた都市で、
特にドニエプル川を最終防衛ラインとしていたソ連にとって、スモレンスクはその突破点となりうる地理にあり、更に首都モスクワに近い、戦略的に重要な都市でした。
1941年の最初のドイツ軍の攻勢で奪われ、モスクワが射程に入ります。
このシナリオは1943年8月に行われた、ソ連によるスモレンスクへの反攻作戦を再現していると思われます。
 
ちなみに、このスモレンスク戦だけで40万程の赤軍兵が戦死や捕虜になりましたが、
ドニエプル川の反攻あたりは100万単位で死んでいますし、スターリングラードもやっぱり80万程死んでいます。
独ソ戦は戦死者『数十万』がホイホイ出てくるので、戦死・捕虜40万も特別驚かれる事は無かったのでしょう。

コメント