D-538
スペック
全輪駆動 | 〇 |
---|---|
デフロック | 常 |
ギヤ | 3速 |
ダメージ | 800 |
燃料 | 400L |
ゲームバランス | ☆4 |
---|---|
アンロック条件 | DLC "The Ridge"導入 |
4マップクリア |
概要
長所
- 本作初の「非Cクラスでクレーンを装備できる」車両であり、ハードコアモードでもこれ1台でマップをクリア可能
- K-700と同様の大型4×4駆動車だが、悪路走破性は優秀
- クレーン以外にも数は少ないながら一通りの種類のアタッチメントを装備でき、汎用性に優れる
短所
- 他の同クラス車両程ではないが燃費が悪い上、燃料搭載量は少な目
- ハンドル操作に対する操舵輪の反応が非常に鈍く、小回りが利かない
- 荷物積載時の登坂能力が低い
- トルクは太いものの4輪車のため牽引力は控え目。スタック救助は苦手
- 最高速度が非常に低い。悪路走破性は優れているがどこで何をするにも鈍重な動き
評価
MudRunnerでもトップクラスのヘビー級車両。エンジンのデカさも車重も王者E-7310に匹敵する。それなのに4輪で比較的全長が短かったりクレーンを装備できたり、ボディ形状がとてつもなくカクカクしていたり、かなりの変わり種である。D-537さんの居るDクラスより変態揃いのKクラスの方がふさわしい気がする。
上記の通りとにかく鈍足なのだが、どこを走ってもほとんど一定の速度で走ることが出来るという、スペックや見た目だけでは分からない悪路走破性能を持っており、スーパーカーの用に平べったいデザインは横転しにくさにも繋がっている。というか、どうやったら横転するんだコレ。この車両で横転したことがある人は居るのだろうか?
惜しむらくはクレーン・燃料キャニスター・スペアホイールがどれもこれも同時に装備できない点か。これについては仕方ないかもしれない。もし実現したらますますK-9000の立場が無くなってしまうだろう。現状でもアレだが。
アタッチメント
名称 | 説明 | 条件 |
燃料キャニスター FUEL CANISTER | 燃料700L | |
燃料トレーラー FUEL TRAILER | 燃料1600L | |
ガレージトレーラー GARAGE TRAILER | 2ガレージポイント | |
ローダー LOADER | クレーン アウトリガー | |
丸太用ミディアムトレーラー MEDIUM LOG TRAILER | 中位の丸太(4ポイント) | |
丸太用ショートトレーラー SHORT LOG TRAILER | 短い丸太(3ポイント) | |
スペアホイール SPARE WHEEL | 120修理ポイント | |
ユーティリティトレーラー UTILITY TRAILER | 燃料600L 600修理ポイント |
モデル車両について
MAZ-538。ベラルーシのミンスク自動車工場が開発し、1950年代中頃~1990年代初頭に生産されていた4×4ドーザーである。
この車両で最も特徴的なのは2つのハンドルと2つの運転席が備えられていることで、1つは道路運転用、もう1つは不整地での作業用(ドーザーブレード操作用)である。不整地作業用運転席は後ろ向きに設置されており、MudRunnerでも車内視点で右にカメラを向ければ確認することが出来る。このためリアウインドーにも大型のワイパーが装備されている。ちなみに初期のモデルはフォークリフトのように後輪操舵だった。
エンジンは39リットルのV12ディーゼルエンジン(375PS)を搭載。500PS級のエンジン搭載も検討されたが中止されている。要求される土砂運搬量の増加に対応してホイールベースを延長したモデルも開発された。
MudRunnerでは汎用車両の様にアタッチメントが交換出来るが、実車はあくまでもローダーバケットを固定装備した土木作業現場(軍民両方だが)で用いられる土砂収集・運搬用のドーザーである。
車重16.5トン。