FORD LTL9000

スペック
| 全輪駆動 | × |
|---|---|
| デフロック | 常 |
| ギヤ | 5速 |
| ダメージ | 600 |
| 燃料 | 330L |
| ゲームバランス | ☆2 |
|---|---|
| アンロック条件 | DLC "American Wilds Pack" 導入 |
| 出現マップ |
概要
長所
- アタッチメントが豊富で汎用性が高い
- 舗装路では高速で走行することができる
短所
- 設計段階から長距離輸送用として成立している車両のため、基本的にオンロードトラックでありAWDもなく悪路走破性が極めて悪い
- 似たような車両でバランスポイントも同じFLD120と異なりクレーンが装備できないため、バランスポイント☆2が割高に感じる
評価
今は亡きフォードトラック部門の忘れ形見である。典型的なアメリカントラックとはちょっと違うキャビン形状とやけに静かなエンジンや、特徴的なブレーキエア抜け音がチャームポイント。
American Wilds Pack収録の「AWDなし三兄弟」では中間的なパワーと車重で基本性能は悪くないのだが、そこはやはりオンロードトラック。泥濘地ではまともに走ることすら難しく、クレーンも装備できないのでほぼ舗装路専用となる。いくらデフロックが常時効いているとはいえ、これならゲームバランスも☆1が妥当だろう。
シベリアの山奥よりチェックのシャツとデニムのチョッキを着て、口髭を生やしたちょっと腹の出たオッサンを乗せてルート66を爆走している方が似合っていると言えよう。
アタッチメント
| 名称 | 説明 | 条件 |
| フラットベッドセミトレーラー FLAT BED SEMI-TRAILER | 車両などを積載することが出来る ランプの展開・収納可 | トレーラーヒッチ装着 |
| 燃料槽 FUEL CISTERN | 燃料1400L | |
| 燃料セミトレーラー FUEL SEMI-TRAILER | 燃料4200L | トレーラーヒッチ装着 |
| 燃料トレーラー FUEL TRAILER | 燃料1800L | |
| 丸太用キャリッジ LOG CARRIAGE | 短い丸太(3ポイント) | |
| 丸太用ヒッチ LOG CART HITCH | 丸太用ロングカートを 接続するアタッチメント | |
| 丸太用ロングカート LONG LOG CART | 長い丸太(6ポイント) ソ連車と異なり折り畳み不可 | 丸太用ヒッチ装着 |
| 丸太用ミディアムトレーラー MEDIUM LOG TRAILER | 中位の丸太(4ポイント) | |
| トレーラーヒッチ TRAILER HITCH | 各セミトレーラーを接続するアタッチメント | |
| ユーティリティアタッチメント UTILITY ATTACHMENT | 600修理ポイント 2ガレージポイント | |
| ユーティリティセミトレーラー UTILITY SEMI-TRAILER | 1200修理ポイント 4ガレージポイント | トレーラーヒッチ装着 |
| ユーティリティトレーラー UTILITY TRAILER | 600修理ポイント 2ガレージポイント |
モデル車両について
フォード・LTL9000。フォードが1970~1998年に販売していたLシリーズの1つである。
LTL9000は1976年に追加されたモデルで、長距離ドライバー用のトラックとして設計された。MudRunner収録のものは76~95年まで生産されていた「ファースト・ジェネレーション」である。*1
LTL9000はそれまでのモデルと比べてフロントアクスルが延長され、長いフードが与えられたことでより大きなエンジン搭載スペースが与えられている。
搭載エンジンは標準でカミンズNH230(355PS)までの大きさのカミンズNシリーズのいずれかのモデルだが、オプションとしてキャタピラー3406シリーズ(380PS以下のモデル)からも選択できた。
1996年以降は名称やメーカーを変えながら*2生産・販売が続けられていたが、紆余曲折を経てメルセデス製エンジンを搭載したモデルが2009年にカナダでの生産を終えるとシリーズは終焉を迎えた。