バター

Last-modified: 2011-01-31 (月) 00:02:01

バターとは

バターとは、乳を原料とした乳脂肪を凝固させたもので、乳製品のひとつ。常温では黄色味をおびた白色の固体です。牛乳を原料とするバターが一般的です。
butterはラテン語のbutyrum、ギリシャ語で牛のチーズを意味するboutyronが由来とされています。

作り方

しぼったままの生乳(せいにゅう)を放置しておくと、クリーム状の層が上にできてきます。これがバターを作るときに使われる乳脂肪、生クリームです。
牛乳からバターを作る場合、乳脂肪分が3.5%であれば100gあたり3.5gしか得られないことになりますのでがっかりします。
以下、脂肪率40%以上の生クリームから作る方法です。

500ミリリットルくらいの容器(ペットボトルなどで構いません)を用意します。
容器に生クリーム200ミリリットルを入れ、氷水や冷蔵庫でよく冷やします。
冷えたら容器を激しく振り続けます。
10分程度振り続けていると、容器の中で脂肪の固まりと水分に分かれてくるので、ヘラで掬うなどして固形分だけ集めます。
これがバターです。バターなのです。

脂肪率40%の生クリーム200ミリリットルからは80グラムくらいのバターを得ることが出来ます。
できたバターはラップで包むかタッパーに入れるなどして冷蔵庫で保存します。
そのバターにお好みで塩を入れれば保存性が増しますが、賞味期限はどれくらいかなんて聞かれましても困ります。
塩率1.5%の有塩バターの場合、冷蔵していれば概ね半年は大丈夫でしょうが、保証ができません。それは私が作り、管理しているバターではないからです。

要は生クリームを冷えた状態で分離するまで激しく混ぜ続けるだけですので、生クリームを金属製のボウルに入れ、そのボウルを氷水で冷やしながら、泡だて器でシャカシャカしてもいいです。