概要
アメリカティアⅣプレミアム戦艦。装甲は厚いが鈍足な艦艇です。
基本性能
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 副砲射程 | 射撃精度 |
---|---|---|---|---|---|
A | Mk8 mod. 1 | 23.0km | 5.6km | 740 |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数× 門数 | 徹甲弾最大ダメージ | 榴弾最大ダメージ | 発火率 | 発射 速度 (rpm) | 180度旋回 |
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A | 406mm/45 Mk6 | 3基× 9門 | 14100 | 7400 | 37.0% | 2.0 | 40秒 | |
A | 406mm/45 Mk6 | 3基× 9門 | 12900 | 7400 | 37.0% | 2.14 | 40秒 |
対空兵装 | \ | 近距離 | 中距離 | 遠距離 |
---|---|---|---|---|
射程 | 5.0km | 3.5km | 2.0km | |
ダメージ | 109 | 181 | 120 |
解説
この艦艇は、同ランクアメリカツリー艦のノースカロライナと比べて装甲が厚く耐久も多いものの、速度が27.0ノットと遅い部類の戦艦です。遠距離で戦うことが多くなるでしょう。対空はアメリカ艦艇らしく強力で、空母にとって厄介な存在となります。また、この艦艇は航空機を6機も搭載していること、2機編隊で飛ばせることも特徴です。
史実
マサチューセッツは1938年12月15日に発注されます。翌年起工され、1941年進水、1942年には就役します。初の海戦は「トーチ作戦」にて起こった「カサブランカ沖海戦」でした。参加艦艇はマサチューセッツの他に「オーガスタ(ノーザンプトン級)」「ウィチタ?」「タスカルーサ(ニューオーリンズ?級)」「レンジャー?」「クリーブランド」「ブルックリン?」他駆逐艦19隻などです。この作戦では、フランス、ヴィシー政権側のジャン・バール?に対して砲撃したものの、港が煙に覆われていた上に火器管制レーダーが使用不能となったものの、最終的には何発かの命中弾を与えました。また、この砲撃で港にいた複数の船舶に被害を与えました。続いて、出撃してきた巡洋艦「プリモゲ」等と戦闘になります。マサチューセッツは、「ミラン」と「フグー」に命中弾を与え、「プリモゲ」と陸上砲台から命中弾を受けました。また、フランス潜水艦が魚雷を発射したものの、外れました。
↑カサブランカ沖海戦で損傷したジャン・バール?
フランス軍との停戦が成立すると、本国へ戻り太平洋戦線へ向かう準備をします。1943年にニューカレドニアに到着し、それから1944年5月1日まで、色々なところで対地攻撃と上陸支援を行いました。その後はオーバーホールをして、レイテ沖海戦に参加します。マサチューセッツは第38.3任務郡に属していました。この任務群には他にも、「エセックス、レキシントン(エセックス?級)」、「プリンストン、ラングレー(インディペンデンス?級)」「サウスダコタ」「サンタフェ、モービル、バーミングハム(クリーブランド級)」「リノ(アトランタ級)」他14隻の駆逐艦が参加しています。海戦二日目の10月24日に、任務群は日本軍からの攻撃を受けます。応戦するも、彗星の爆撃を許します。「プリンストン」が大破、救助作業に行った「バーミングハム」も誘爆、大破します。「プリンストン」は雷撃処分となりました。レイテ沖海戦後はリンガエン湾で上陸支援を行ったあと、沖縄戦に参加します。艦砲射撃を行ったあとレイテ湾へ戻り、7月1日に最終攻撃に出ます。空母艦隊の護衛を行ったあとに、釜石、浜松、釜石の順に艦砲射撃を行って、終戦を迎えました。
↑釜石に砲撃するマサチューセッツ
終戦後は1947年に退役、予備艦隊入りした後、1962年に退役しました。現在はバトルシップ・コーヴにて展示されています。
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