VOCALOID楽曲について

Last-modified: 2020-07-25 (土) 17:15:02
 

VOCALOIDを使用した楽曲の権利ついて

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社を始めとした多くの関係者の協力により、音楽管理団体へ楽曲の部分信託が可能となりました。これにより、JASRACの管理状況(利用分野)が【インタラクティブ配信:×】であれば、非営利目的のネット利用が可能です。楽曲使用について公式に発表している各音楽出版社について下記にまとめています。
但し、本wikiでは楽曲制作者の許可を得た楽曲を『許諾契約を締結しているサイト』で使用することを推奨しています。その他ネット上に投稿する際は自己責任でお願い致します。

 

初音ミクで制作した楽曲データに関する権利(原盤権)はデータ制作者が、楽曲データに使われている楽曲の権利(出版権)は作詞・作曲者が持ち、権利行使代行会社を自らの意思により決定できる
初音ミク 初音ミク楽曲のJASRAC信託と着うた配信に関する騒動 - Wikipedia より引用

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社について

当社では、非営利目的でのネット利用の自由を実現するため、音楽著作権管理団体のNexToneと合意を取り交わした上で、部分委託を組み合わせる形で、音楽出版事業をご提供しております。
音楽出版事業のご案内 - クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 より引用

「カラオケ、放送、CDレンタル」という楽曲の商用利用から発生する著作権使用料を、音楽著作権管理団体である一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)さまを通じて弊社が受領し、これを音楽クリエイターに分配することを目的として開始したものでございます。
音楽著作権管理団体である株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)さまとの連名で、営利目的のインタラクティブ配信に限定して著作権使用料を徴収する運用スキームを開始することを発表いたしました。
弊社の音楽著作権管理につきまして - 初音ミク公式ブログ より引用
※JRC=現在のNexTone

クリエイターは自らの楽曲について、非商用の利用であれば手続なしに楽曲を利用でき、また第三者に対して楽曲の利用を許諾することができます。
CFMは、VOCALOID音楽に関わるすべてのクリエイターが非商用目的であれば自由に楽曲を利用できるようにしたままで、商用利用から得られる著作権使用料をクリエイターに分配いたします。
VOCALOID音楽クリエイターに著作権使用料を分配する音楽出版事業を開始 - クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 より引用

デッドボールPは自ら音楽出版社と交渉し、「演奏」「貸与」「放送」「通信カラオケ」を信託する一方、インターネットでの利用にかかわる「インタラクティブ配信」は信託しないという形を示した。
こうした取り組みの影響もあり、2010年末には、エクシング・ミュージックエンタテイメントやクリプトン・フューチャー・メディアなど、同様の部分信託の方法で曲の権利を扱う音楽出版事業を行う事業者も現れるようになった。
デッドボールP 楽曲の権利 - Wikipedia より引用

株式会社ドワンゴ・ミュージックエンターテイメントについて

 一部のVOCALOID楽曲を含む複数の音楽曲の著作権を音楽出版社として管理されている株式会社ドワンゴ・ミュージックエンターテイメントさま(以下、DME社といいます。)におかれましては、2011年3月18日付で、下記の内容を発表されました。
弊社が「配信権」を直接管理している楽曲の使用に関しまして (リンク先はpdf)
 こちらは、「インターネット上での楽曲の利用(インタラクティブ配信の利用形態)に関する権利」をJASRACなどの音楽著作権管理団体に管理させずDME社が直接管理している楽曲については、その楽曲の作者が自らインターネット上で楽曲を使用すること、また、作者以外の人が非営利目的でかつ公序良俗に反しない場合に限りその楽曲をインターネット上で二次創作として発表することを認めるという内容でございます。
株式会社ドワンゴ・ミュージックエンターテイメント管理楽曲の投稿につきまして - より引用

株式会社エクシング・ミュージックエンタテイメントについて

2010年11月には第二事業部を設置し音楽著作物の部分信託を開始した。これにより今まで(第一事業部)の全信託では実現出来なかった通信カラオケ・放送・演奏といった商用利用目的の部分のみ著作権利用料の徴収がなされ、インタラクティブ配信などを信託から除外したいと望むクリエイターへの要望に応える事が可能になった。
エクシング・ミュージックエンタテイメント 概要 Wikipedia - より引用

更に詳細:初音ミクみく 音楽出版社「エクシング・ミュージックエンタテイメント」が部分信託を開始

キャラクターライセンス

VOCALOIDはキャラクター利用についてガイドラインが定められている場合があります。VOCALOID MMDモデルを使用される場合は各社のキャラクターライセンスを合わせてご確認下さい。

 

例: