大内湖支社/南伯新幹線・湖南都新幹線

Last-modified: 2012-12-31 (月) 13:38:12

概要

大内湖地方では従来リニア新幹線、在来線特急や新快速による中・長距離輸送を行っていましたが、その輸送力が限界に達することとなりました。よって、その膨大な量の客を迅速に輸送することを目的として建設されています。旅客経路の分散のため、富士塚市から小町線・川神線の櫻岡・川原方面にも線路を伸ばすことになりました。

 

在来線の中・長距離輸送を確実に置き換えるため、simutransのシステム上乗り換え回数を少なくする必要があります。
その結果、以下のような運転系統が組まれました。
新幹線ルート.png
新幹線停車駅は11駅ありますが、そこに6系統を設定。これにより大半の主要駅には新幹線で乗り換えなしで行けるようになりました。
なお、在来線の輸送を振り返ることが目的なため駅を通過する列車は設けていません。経由する駅は全て停車します。

 

これらの新幹線は在来線である湖南都市線、南伯線に沿って建設されたことから名前が分かれていますが、運転系統の設定上、実質的な区別はありません。完全に一体的な路線として運用されています。ちなみに厳密には神田 - 古井 - 富士塚 - 白塚 - 堀島 - 福沢を結ぶルート(下で説明するはやぶた号のルート)は湖南都新幹線として扱われ、ソレ以外の区間は全て南伯新幹線として扱われています。白塚・富士塚サイドと神橋・富士塚市サイドを渡る線路も南伯新幹線として扱われているため、6系統中はやぶた号以外は全て南伯新幹線と湖南都新幹線をまたいで運転されていることになっています。

 

以下、各系統の詳細を説明します。

各系統

はやぶた

停車駅
神田 - 古井 - 富士塚 - 白塚 - 堀島 - 福沢
使用車両
E5系18連
 
上の系統図ではピンクで示されています。
湖南都市線新快速、リニア新幹線の輸送を置き換える目的で設定された系統。距離が短く、車両もパワフルなE5系を投入しているため終点までの所要時間が最も短い。
はやぶた1231.png
↑新快速が廃止され快速線が複々線となった湖南都市線と並走するはやぶた号

こまつ

停車駅
神田 - 古井 - 富士塚 - 神橋 - 森田 - 堀島 - 福沢
使用車両
E6系22連
 
上の系統図ではグリーンで示されています。
在来線特急時代、白塚・富士塚サイドと神橋・富士塚市サイドを結ぶいわゆる「南北縦貫路線」が非常に乏しかった、というより無かった。
というわけで富士塚-神橋と渡ることで旅客流動を分散させて負荷を減らしている。
こまつ1231.png
↑3段の南伯線の下に潜り込むこまつ号

なんは

停車駅
神田 - 古井 - 富士塚市 - 神橋 - 森田 - 堀島 - 福沢
使用車両
E1系18連
 
上の系統図ではオレンジで示されています。
在来線特急時代の「なんは」に古井が停車駅として追加されて新幹線に格上げされた系統。
後述するあかり号と大部分で線路を共用しているため本数は比較的少なく、そのなかで輸送力を確保することから2階建て車両が採用されている。
なんは1231.png
↑発車したなんは号。画像下からあかり号、なんは号、ちなつ号が並ぶ。なんは号とあかり号はこの駅で合流する。

としの

停車駅
神田 - 古井 - 富士塚市 - 白塚 - 堀島 - 福沢
使用車両
E4系18連
 
上の系統図ではライトグリーンで示されています。
南北縦貫経路第二弾。富士塚市-白塚と渡ることで旅客流動を分散させて負荷を減らしている。
後述するちなつ号と大部分で線路を共用しているため本数は比較的少なく、そのなかで輸送力を確保することから2階建て車両が採用されている。
としの1231.png
↑はやぶた号と並走するとしの号。

あかり

停車駅
川原 - 櫻岡 - 富士塚市 - 神橋 - 森田 - 堀島 - 福沢
使用車両
E1系18連
 
上の系統図ではブルーで示されています。
これまでの4系統とは違い、富士塚市から櫻岡・川原に伸びている系統。
なんは号と大部分で線路を共用しているため本数は比較的少なく、そのなかで輸送力を確保することから2階建て車両が採用されている。
命名が明らかに調子に乗ってるのは気のせい。
あかり1231.png
↑なんは号と分かれて列車密度が低くなった線区を走るあかり号

ちなつ

停車駅
川原 - 櫻岡 - 富士塚市 - 白塚 - 堀島 - 福沢
使用車両
E4系18連
 
上の系統図ではパープルで示されています。
富士塚市から櫻岡・川原に伸びている系統その2。
なんは号と大部分で線路を共用しているため本数は比較的少なく、そのなかで輸送力を確保することから2階建て車両が採用されている。
命名が明らかに調子に乗ってるのはこれまた気のせい。
ちなつ1231.png
↑5階建ての摩天楼的ななにかをくぐるちなつ号

線路構成

以上の6系統のうち
はやぶた・こまつ:専用線路
なんは・あかり:併用(富士塚市~福沢)
としの・ちなつ:併用(富士塚市~福沢)
という形態をとっています。

 

これを図にまとめるとこうなります。
新幹線何複線.png

 

ラインはそれぞれ、4複線複々線複線を表しています。

 

またすでにあらかた発展しきった市街地の中に建設しているため地上区間はほぼ存在せず、6割以上が地下トンネルで建設されているという特徴があります。
中でも4複線が並ぶ区間は異様な雰囲気をかもしだしています。
4複線A1231.png
↑発展した市街地の中を突っ走る新幹線

 

4複線B1231.png
↑地下にも容赦なく埋めこまれている

 

4複線C1231.png
↑一気に高度を下げるループ線