常急電鉄/常急りんかい線

このページは、常急りんかい線と、付随する支線・設備等を紹介したページです。

路線の概要

常急りんかい線は、城州鏡音マップの東雲から、坂東市原マップの臨海綾波を結ぶ路線である。
ただし、常急電鉄としては、唯一自社路線区間のない、第二種事業免許で運行させている。
臨海綾波の先は、ニコニコ鉄道市原支社の「りんくう線」に直通し、市原国際空港駅まで乗り入れている。

元々は「鏡音臨海線」という、鉄道建設公団によって計画・建設されていた、いわゆるD線規格の路線であったが、国鉄解体前に事業凍結。清算事業団を経て常急電鉄（八潮貨物駅-有明貨物ターミナル）鏡音臨海高速鉄道（東雲および有明貨物ターミナル-鏡音臨海高速鉄道・鹿島臨港鐡道分界点）、鹿島臨港鉄道（鏡音臨海高速鉄道・鹿島臨港鐡道分界点-袖ヶ浦不貨物駅）、市原臨海鉄道（袖ヶ浦貨物駅-磯波貨物駅）そして旅客列車の運行区間である市原貨物ターミナル本線分岐点-臨海綾波間を市原国際空港公団が引き継ぎ建設された。
前述の通り、八潮貨物駅-有明貨物ターミナルは都市高速鉄道ではないため、鏡音臨海高速鉄道ではなく常急電鉄が所有管理しているが、貨物線である。そのため、旅客列車は「すべて」自社路線を走行しない。

運行形態と使用車両

終日15分ヘッドで運行。半数は南香取で折り返し。残り半数は市原国際空港まで直通する。車両はE233系ワインレッドと205系メルヘン顔8両編成。
東雲-最上ジャンクション間は熊野線も運行されるので、この区間は7.5分ヘッドとなる。
また、近年、舞風駅改良工事が完成し、双方向からの折返し運転が可能となり、熊野線からの直通快速や休日運行の「シャトルマイカゼ」が乗り入れてくるようになった。
その他、特急「スペラーレ」が美浜西信号場より合流、中野高速鉄道神霊廟まで運行される。
元々貨物線として計画された路線なので、沿線に埠頭や工業団地も多く、いくつかの貨物駅があり、多数の貨物列車も運行されている。

駅一覧

貨物駅

▲八潮貨物（扶桑巡音マップ）　最寄り駅：八潮線八潮埠頭駅

▲有明貨物ターミナル（左手前）と、有明第二埠頭駅（右奥）　最寄り駅：りんかい線東雲駅

▲枝川貨物　最寄り駅：りんかい線江田川駅　最上ジャンクションより枝川支線として分岐

▲潮見貨物　最寄り駅：りんかい線龍海駅　駅手前及び潮見北信号所より潮見支線として分岐

▲潮浜貨物ターミナル　最寄り駅：りんかい線海浜幕引駅　二股新街駅・海浜幕引駅より分岐　奥は美浜北信号所で、この先は常急鈴谷線

▲鏡音臨界高速鉄道と市原臨海鉄道の会社境界である「分界点」。駅でも信号所でもないため、こう呼ばれている。
リアル世界では、埼玉県所沢市の「日本国有鉄道西武鉄道分界点」が唯一存在する。


※上記貨物駅は常急電鉄が保有し、駅業務を市原臨海鉄道に委託している。
市原貨物ターミナルと袖ヶ浦貨物駅は、市原臨海鉄道が保有している。