糖武鉄道株式会社/青葉鉄道管理局/はつかり駅

Last-modified: 2009-02-22 (日) 22:45:04

概要

日中線の途中駅で、全列車が停車する。
以前は駅の裏にとびうお貨物駅があった。

乗り場案内

乗り場路線名行き先備考
1番線日中線くりこま方面
2番線日中線くりこま方面特急ホーム
3番線日中線ばんだい方面特急ホーム
4番線日中線ばんだい方面

路線・隣の駅

日中線
こまくさ駅 ← はつかり → むろね?

元ネタ

特急「はつかり」は1958年に登場し、東京以北を走る初の特急だった。
運転開始時は特急「あさかぜ」が20系客車化された際に余剰となった旧型客車で編成されたが、塗装は20系客車に合わせて青い塗装に白い帯を巻いていた。
全区間を蒸気機関車牽引のため、勾配の少ない常磐線経由で運転され、上野~仙台間をC62型、仙台~青森間をC61型が牽引し、盛岡~青森間には前部補機としてC60型が使われた。
1960年にキハ80系気動車を使い、日本初のディーゼル特急として運転を開始したが、開発を急ぎすぎたあまり十分な習熟運転をすることができず、運転開始からトラブルが多発し、「はつかりがっかり事故ばっかり」とマスコミに叩かれることになった。なお、この時発生した問題点を洗いなおして改良したのが1961年に登場したキハ82系である。
1968年に東北本線の全線複線電化が完成し、新しく登場した583系電車を投入、昼は「はつかり」で上京し、夜に「はくつる」で戻ってくると言う運用が可能になった。
1973年には485系電車を使用した「はつかり」も登場したが、北海道連絡の最速達列車は583系を使用し、上野16:00発の1Mは途中宇都宮、福島、仙台、盛岡の4駅にしか停車せず、青函連絡船1便に接続、さらに1D「おおぞら」で函館~札幌・釧路と乗り継ぎができた。なお、現在の1列車「北斗星」もこの時のダイヤとほぼ同じ時間で運転されている。
1982年の東北新幹線開業により、「はつかり」は運転区間を盛岡~青森間に短縮、新幹線接続特急としての歴史を刻むことになる。
1988年の青函トンネル開通により、一部列車が函館へ乗り入れ、青函トンネル内で140km/hの当時の在来線では最速で運転された。
2002年に東北新幹線が八戸まで開業し、新幹線の名称が「はやて」となり、八戸~青森・弘前間の特急は「つがる」、八戸~函館間は「白鳥」「スーパー白鳥」となり、「はつかり」は廃止、愛称は幻想入りした。なお、2001年と2002年にリバイバルトレインとして上野~青森間を、2002年11月に「さよならはつかり583系号」として一ノ関~青森間を運転されている。